自転車道整備のための基準を規定するための条例改正が行われました。
これで、通行台数一日4000台以上、時速40~50キロ以上の区道の自転車道が整備されることになります。
社会保障サービスは、本来基本的人権を守るための国民の権利であるはずですが、数が足りないから、抽選(区営住宅)、選考(特養)などで権利が行使できない区民がいらっしゃいます。
必要数に対し、十分なサービスを整備していないからで、サービス提供すべき区の責務を基準で示し、それを条例で明確にしていないからです。
こうした状況の中で、道路や公園の整備基準は条例で明確化され、自動的に、予算投入される仕組みが次々つくられています。
自転車道は、整備してあれば、安全を確保できる部分もありますが、その分税金投入されるので、さらに、社会保障サービスの必要量に対し、サービス量の確保の整備が遅れるのではないでしょうか。
しかも、この基準で自転車道が整備される可能性のある区道は、物流で今後増えるであろう交通量の多い臨海部の区道でしょう。
私たちがイメージする、生活道における車両と自転車の走行を分け、安全を確保するのとは少し違うように感じます。
条例改正に際して、奈須りえが行った討論を以下に報告します . . . 本文を読む