国が個人の教育データをデジタル化し一元化するしくみをつくるとNHKの報道がありました。教育向上につなげると言いますが、文科大臣ではなく、デジタル大臣なので、学校教育ではなさそうです。生涯学習などに役立てられるとも言っていますから、企業内教育や研修、塾や資格取得やカルチャースクールなどにも使うのでしょう。2025年ごろまでというのは、国が、自治体に情報システムの標準化・共通化などを求めている、自治体DX計画(デジタルトランスフォーメーション)の対象期間の最終年度です。一元化したデータ基盤を国が認可した事業者に使わせるスーパーシティが始動するのも、このころと内閣府が言っていましたから、事業者が使えるように、データベース化を進めているのでしょう。いま、大田区では、区民が受けている住民サービスをマイナンバーに紐づけるための条例改正が進んでいます。 . . . 本文を読む