こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

アリヅカコオロギ

2014年03月09日 | ■バッタ目

アリヅカコオロギ Myrmecophilus sapporensis
2010年9月 北海道

分布[北海道・本州・四国] 時期[一年中] 体長[3-4㎜]
ホスト[虫の死骸など]
写真の個体は流木を割って蟻の巣内から出て来たアリヅカコオロギを撮影。

直翅目アリヅカコオロギ科の昆虫。アリの巣中で、アリと共生する微小なコオロギ。
日本産コオロギ類中の最小種で、体長は3㎜程度。
ヤマアリ、ケアリなどの巣中に好んですみ、アリの体表をなめたりして生活している。
成虫は濃い褐色をしており、体の全面に金色の微毛を密生させているので、見る方向によって金色に光って見える。
腹面は白っぽい。幼虫は淡い褐色をしており、より小型。翅は退化して痕跡すら確認出来ない。
後脚の腿節が太く、よく飛び跳ねる。尾毛は太く、感覚毛が発達する。
成虫・幼虫とも一年中見られる。体は楕円形で背側に強く膨らんでいる。
蟻の臭いを体にまとい、蟻に見破られない様に上手く蟻と共生している(好蟻性昆虫と言う)。
餌は蟻の運んできたものなど頂いている。日本には10種類前後のアリヅカコオロギの仲間がいるが
未だ詳細が解明されていないようで、未記載種も多いとか。



2010年9月 北海道 アリヅカコオロギ


[アリヅカコオロギの出て来た流木(右)と環境(左)]

 
※ 画像をクリックすると拡大致します。


■ いつもご訪問有り難うございます、明日もどうぞ宜しくお願い致します  
宜しければ2種類の [昆虫マーク] をクリックして応援お願い致します ☆☆☆ヽ(▽⌒*)よろしぅ♪
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも [こんちゅう探偵団] 宜しくお願い致します♪♪♪