ウスムラサキイラガ Austrapoda hepatica
2014年7月 北海道
分布[日本各地] 時期[7-8月] 開張[25-30㎜]
ホスト[ポプラ・グルチノーザハンノキなど]
写真の個体は夜間山地の道路にいたウスムラサキイラガを撮影。
日本各地に生息するイラガ科[イラガ亜科]に属する蛾の仲間。
山地性の蛾で本州では高地で得られている様ですが、地域によってはムラサキイラガと混生する地域もあるので同定には注意が必要。
ムラサキイラガに非常に良く似ているが、本種は黒味が淡く、山地性。
また外横線はなめらかな曲線を描き、ムラサキイラガの外横線は途中で角をなす事で区別出来る。
上翅は若干の変異があり、擦れた個体だとムラサキイラガとの同定も困難になる。
全体的に紫がかった茶褐色で、前翅の基部には明瞭な白紋があるのが特徴。
幼虫も両種は非常に良く似た緑色の扁平型で、ムラサキイラガの体毛は太く黒い毛が目立つ、ウスムラサキイラガの幼虫は体毛は根元だけ太い。
2014年7月 北海道 ウスムラサキイラガ Austrapoda hepatica
山地の外灯付近の道路にいたウスムラサキイラガを撮影。上翅基部の白紋が横から見ると特に目立ちます。
[ムラサキイラガとウスムラサキイラガの区別]
上記写真の黄色ラインがなめらかな曲線を描くものがウスムラサキイラガで、その上に書いたムラサキイラガの曲線の例を見て区別しました。
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