
ギンモンスズメモドキ Tarsolepis japonica
2010年7月 北海道
分布[日本各地] 時期[6-9月] 開張[63-74㎜]
ホスト[カエデ科:イタヤカエデ・ヒメウチワカエデなど]
写真の個体は明け方に外灯付近の草に付いていたギンモンスズメモドキを撮影。
日本各地に生息するシャチホコガ科に属する蛾の仲間。
北海道ではやや局地的な、大型で銀紋が美しいギンモンスズメモドキ。
上翅は茶褐色で、三角形型の4つの銀紋が特徴的です。和名の[銀紋]とはこの特徴の事を表したもので
[スズメモドキ]とは、スズメガに似ている事から付いた様です。
成虫は6月~9月にかけて灯火に飛来する。越冬形態は蛹。
♂は足の付け根から赤い毛を自由に出し入れする事が出来る。この赤毛は今の所外敵を脅かして身を守っていると言われている。

2012年8月 北海道 ギンモンスズメモドキ Tarsolepis japonica
2度目の遭遇、なかなか北海道ではお目にかかれないギンモンスズメモドキ。
夜間灯火付近の道路にいた個体、正面から撮影すると銀紋がとても綺麗でした。

2012年8月 北海道 ギンモンスズメモドキ Tarsolepis japonica
上の画像と同じ個体のギンモンスズメモドキを撮影。
お尻の部分が割れている事に気づく。

2017年7月 北海道 ギンモンスズメモドキ Tarsolepis japonica
手乗りギンモンスズメモドキ。

2017年7月 北海道 ギンモンスズメモドキ Tarsolepis japonica
かなりの数のギンモンスズメモドキに出会う事が出来た年。


ギンモンスズメモドキ Tarsolepis japonica
[ギンモンスズメモドキの飼育記録]


2023年7月 成虫を採集し翌日に産卵が見られた


2023年7月 5日で孵化、体長3㎜カエデの葉で飼育


2023年7月 孵化から6日目、体長7㎜の幼虫


2023年8月 孵化から11日目、体長10㎜(左)と26日目の体長50㎜(右)の幼虫


2023年8月 孵化から36日目、ケースの底に転がり体が縮んできたので土を入れてあげたら潜っていきました


2023年9月 孵化から63日目、しばらくして土の中を覗くと蛹になっていました
※ その後屋外で保管していましたが羽化する事はありませんでした。
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