こんちゅう探偵団

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トラフホソバネカミキリ

2016年05月16日 |  ●カミキリムシ科


トラフホソバネカミキリ Thranius variegatus (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] オヒョウ・ハルニレ・ハリエンジュ・アメガシワ・アブラチャン・ヤブツバキ・シイなど
[時 期] 6月~8月
※ 体長は約13㎜~25.5㎜前後のカミキリムシ科カミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く見られるが個体数は少ない。
成虫は日中にホストとなる樹木の伐採木や倒木・衰弱木・葉上などで見られる。
通称:トラニウス と呼ばれ、上翅が短く細く尖った様子が異形のカミキリムシ。
個体数は少なく、複数まとめて採集する事がなかなか難しい。
体は黒褐色~赤褐色で、上翅基部に淡色の幅広い横紋とその後方に幅の狭い横帯をもつが変異が多い。
また体の大きさは大きなメスの個体から非常に小さいオスの個体まで様々な個体差の本種を見る事が出来る。
メスの触角は第8・9節と第10節の基部が淡黄色をしている。



オヒョウの衰弱木の剥げた樹皮に飛来したトラフホソバネカミキリ



夕刻間近、オヒョウの衰弱木に飛来したトラフホソバネカミキリ





採集した後に自宅にて室内撮影したトラフホソバネカミキリ、極小のオスの個体



山地の立枯れにいたトラフホソバネカミキリ



日中に林道脇のハリギリの葉の上に止まったトラフホソバネカミキリを撮影



次男が初めて採集したトラフホソバネカミキリ



トラフホソバネカミキリの横顔





大きなメスのトラフホソバネカミキリ


[トラフホソバネカミキリの標本]




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