クチナガチョッキリ Involvulus plumbeus (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] アオツヅラフジ・ヒイラギナンテン・メギなど
[時 期] 5月~7月
※ 体長は約3.7㎜~5㎜前後のオトシブミ科チョッキリゾウムシ亜科に属する甲虫。
日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数はやや多い。
オトシブミの仲間の♀は種類によって様々な葉に一個づつ産卵し、その葉で揺籃を作ります。
またその揺籃を切り落として地面に落とすもの(落とし文)や、そのまま切り落とさずに枝に残しておく種類もあります。
体は全体的に黒色で、灰青色の毛で覆われている。
名前の通り口吻は細くて、とても長い。
オスの吻はメスに比べてやや短く、湾曲が強い。
触角は吻の中央よりやや先方に付く。
グミチョッキリに似るが一回り大きく、口吻がグミチョッキリよりも長い。
メスはアオツヅラフジ・ヒイラギナンテンなどの実の中に産卵する。
幼虫は果肉ではなく種子を食べて育つ、成長すると実から離れて土中で蛹化する。
採集時のクチナガチョッキリ
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