グミチョッキリ Involvulus placidus (北海道)
[分 布] 北海道・本州
[食 樹] ナツグミ・アキグミなど
[時 期] 4月~8月
※ 体長は約4㎜~4.5㎜前後のオトシブミ科チョッキリゾウムシ亜科に属する甲虫。
北海道・本州に分布しており、平地~山地に生息し局地的だが個体数は多い。
オトシブミの仲間の♀は種類によって様々な葉に一個づつ産卵し、その葉で揺籃を作ります。
またその揺籃を切り落として地面に落とすもの(落とし文)や、そのまま切り落とさずに枝に残しておく種類もあります。
体は青味のある黒色で上翅は光沢があり、青灰色の短毛が生えている。
口吻は体長の1/3ほどでクチナガチョッキリと比べるとかなり短い。
更に近似種のオオケブカチョッキリとは上翅側面の第9点刻列と第10点刻列の状態で区別する事が出来る。
(グミチョッキリの上翅側面の第9点刻列と第10点刻列は上翅の中央付近で合流する)
オスはメスより小型で、口吻はメスに比べやや短く、湾曲が強い。
また触角の付け根は口吻中央よりやや先端側にある。
グミチョッキリのメスは口吻で若いグミの実に穴を空け、その穴に産卵した後口吻で卵を押し込む習性があるそうです。
幼虫はグミの内部を食べて成長し、成長した幼虫は土の中で蛹化する。
2021年6月 北海道 ナツグミの葉にいたグミチョッキリ
2021年6月 北海道 ナツグミの若い枝で交尾中のグミチョッキリ
2022年8月 北海道 8月下旬にナツグミの葉で見られたグミチョッキリ
2024年9月 北海道 アキグミの実で複数見つけました。
グミチョッキリのついていたアキグミの実
本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
なんですね~ 体長は約4㎜~4.5㎜前後??
これまた、小さな昆虫で・・見つけにくい?
信州にもグミの樹はありますから・・
来春は注意してみましょう でも小さすぎる
こんばんは!
コメントありがとうございます!!
小さなオトシブミの仲間。
グミの実が好きなんです。
そちらでも見られるかもしれませんね。
小さいのでじっくり探さないとなかなか
見つけづらいですよ😄😄
コメントありがとうございます。
グミチョッキリ。
とても小さいチョッキリですが
毛深くて可愛いです。
是非来年温泉ドラえもんさんも
色んなオトシブミを探してみてください。
手始めにコブシで見られるヒゲナガオトシブミを見つけるのも面白いですね