トホシハナカミキリ Brachyta danilevskyi (北海道)
[分 布] 北海道・本州
[食 樹] エゾマツ・アカマツ・クリ・スギなど
[時 期] 5月~6月
※ 体長は約10㎜~14.5㎜前後のカミキリムシ科ハナカミキリ亜科に属する甲虫。
北海道・本州に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
産地はかなり局地的で個体数はさほど多くない。
日中に山地に咲くフウロソウ科の花やタンポポの花などに集まる。
近似種の カラフトトホシハナカミキリ Brachyta sachalinensis に似ているが本種の触角と足は全て黒色。
またカラフトトホシハナカミキリは触角と足は黒色・黄色のまだら模様。大きさも本種の方が一回り大きい。
上翅は黄色で、黒い紋が10個あり、頭部と前胸背板は黒色をしている。
北海道南西部の一部に『幻のブラックトホシ』と言う、上翅の真っ黒なタイプがいる。
2021年 北海道
山地のフウロソウの花に次から次へと飛来するトホシハナカミキリ
2011年 北海道 トホシハナカミキリ
2011年 北海道 トホシハナカミキリ
2010年 北海道 トホシハナカミキリ
2020年 北海道 南西部に局地的に分布している黒化するトホシハナカミキリ
本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
カラフトは送って頂きましたね。
そうだ!
スミレを用意していて下さい。
内緒ですが。
カラフト、送りましたねぇ、季節はあっというまに過ぎていきますね!
スミレですかぁ?
なんでしょうか、でも楽しみにしていますo(^-^)o
確かにおっしゃるとおりで、珍しい光景かとおもいます。
他のカミキリはたんぽぽに来ている姿は見られません。
謎めいてますね。
フタスジカタビロの弟分のような雰囲気です。
黄色系の種は褪色して無残な色に変わることが常でしたが、亜硫酸の普及で生体時、いやそれ以上綺麗な標本が残るようになりました。
リンゴカミキリ系、トラハナムグリ、オオキイロコガネ等黄色い虫は清楚でいいですね。^^
カラフトトホシよりも数が少ないからぼくはもう少し新しい産地を見つけてみたいなぁと思っていますが、なかなか別の場所で探すタイミングがないんですよね。
色に関してはセブンさんのおっしゃる通り清楚で明るい印象です。
ぼくの持ってる標本は山吹色に近い色になっちゃいました。