いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

これから100年の画期的なスタート

2009-06-02 19:58:20 | 日記
 アメリカン・ドリームの時代はとっくに終っていたはずなの
に、唯一、大国といわれて自信過剰の米国の加護を受けて時代
の適切な対応をとってこなかった(おごり現象)結果、ついに
ビッグ3といわれる米国自動車産業界の崩壊を迎えた。

 われわれには、もともと手の出しようもない、キャデラック、
リムジン、ポンティアックの大型車は、小さな政府志向、エネ
ルギー供給の不安定感、環境影響(評価)の重要度と価値観の
変化の時代に、すでにシンボルとしての存在を亡くしていた。

 世界は、ハイブリット、小型自動車の効率化、二酸化炭素の
削減による地球環境保全へカジを切り、関心も高く、個々人の
幸せ度に合わせたフレキシブルな価値感、生活感覚が普通とな
ったのだ。

 キャデラック、リムジン、ポンティアックは、今や車の飽和
状態で悠々と走りきる道路もなければ、街では無用の長物とし
て映り、存在感はない。
 先進的な開発競争でも、時代を見誤った随分とおおきな組織
的な遅れだ。

 産業は、絶えず時代の動きを見て、見越した改革、革新が不
可欠で、それは人間中心の生活の適応性をリードし、スキーム
するものであり、大きくは100年にも及ぶ効果的な見通し、
見直しが求められる。

 ひとつのステージの幕は降りたのだから、さあ、これからだ。
新しいタームとしてのこれからの100年の人間の幸せ度を見
越した経済活動、産業構造の画期的な構築のスタートを切ろう。

 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする