倉敷から高梁川に沿って山陰に向かう列車のなかです。左手にせせらぐ、
穏やかな川幅の広い渓流が続いている。
岡山から特急で40分、備中高梁に着きました。17時40分です。昔の
日本がそのまま残っています。この町は。財津和夫さんのライヴ&トークが
これから開催される町とは思えません。人がいませんよ。大丈夫でしょうか。
高梁総合文化会館は、表向きよりはホールのなかは広い感じがする。シー
トの背もたれに、ここのスポンサー名の入ったビニールカバーがしてある。
なつかしいですね。昔、映画館で見かけました。2階席にも人が入ってます。
18時30分にコンサートは開始。まず、財津トーク。
「全国各地に様々なホールがありますが、この年になると人混みがいっぱい
という都市より、川がせせらいで、木々がそよいでいる自然がいっぱいの、
そういうところにあるホールで歌をうたってみたい。」
そうですか。財津さんのお陰で、そうでなければ行くこともない、日本の
文化、生活のルーツをたどることができる。
オープニングは「この世の端でも」
「ネガティヴな曲です。これは。マスコミの力(ちから)、ペンは剣よりも
強し、といいますが、ホント強いです。反意語として言ってますが。
以前、チューリップが紅白にでるという話がまことしやかに週刊誌に書か
れて、ボク、全然知らない話でね。それが、紅白にでないことになって、財津
が関係レコード会社にどなり込んだという記事です。煙もなにもないところ
に書いちゃう。それや、これやもあって、オープニングは世相をうたったこん
な歌です。」
そうですか。財津さんの歌は、むづかしい言葉でもメロディに乗せるのお上手です。財津さんの歌は、うたってみると本当はむづかしい歌。でも、それをさらりと歌い通す財津さんの歌のうまさが、堪能できるこの曲です。
今日の財津さん、オープニング曲から、かなり「力」を込めて、フィジカ
ルいっぱい使ってうたっています。
「君の季節」
「うまくいって幸せよりは、うまくいかない人生、ダメだけど幸せ、こうい
うネガティヴな生き方のほうが思いだしてみて、どうですか、こころが穏や
かになって人生が楽しく送られる。こころに花を咲かせることもできる。年
をとると、あきらめられます。」
そうですか。なにしろ財津さん、九州男子ですから、本当は相当ガンコの
はずですが、そうは見せずに(最近は)謙虚です(本心とは違って)。
「君の指」
「約束をして、待っていたひとが来ない、ホント、ネガティブな暗い曲です。
私にもそういう経験あります。ずっと海辺で育ちました。海辺で女性と会う
ことになって、待っていたんですが、来ない。家に帰ったら、手紙が届いて
いて、しかも勝手に開いてある。行けません、というものでした。」
そうですか。財津さん、30代になってからの結婚です。経済的な理由で
進学をためらっていた頃、博多の橋で突然会った同級生だった女性から、
親は決めてしまえば援助してくれるもの、とのこの上ない励ましを受けて、
心機一転進学を決めたのです。若い時は、苦労したな模様の1ページですか。
「シーンとしてきました。なんか、今日は、ボクだけが、勝手にやってい
るような気分です。みなさん、今日は目いっぱいネガティヴになって、そう
いうもの全て背中に背負って帰ってもらいます。」
バンドサウンドになってからは、ホールのあちこちから声援も飛んでポジ
ティヴなライヴとなってきました。
財津さん、移動日の一昨日は、ライトアップされた岡山城、後楽園を散策
したと言ってました。
穏やかな川幅の広い渓流が続いている。
岡山から特急で40分、備中高梁に着きました。17時40分です。昔の
日本がそのまま残っています。この町は。財津和夫さんのライヴ&トークが
これから開催される町とは思えません。人がいませんよ。大丈夫でしょうか。
高梁総合文化会館は、表向きよりはホールのなかは広い感じがする。シー
トの背もたれに、ここのスポンサー名の入ったビニールカバーがしてある。
なつかしいですね。昔、映画館で見かけました。2階席にも人が入ってます。
18時30分にコンサートは開始。まず、財津トーク。
「全国各地に様々なホールがありますが、この年になると人混みがいっぱい
という都市より、川がせせらいで、木々がそよいでいる自然がいっぱいの、
そういうところにあるホールで歌をうたってみたい。」
そうですか。財津さんのお陰で、そうでなければ行くこともない、日本の
文化、生活のルーツをたどることができる。
オープニングは「この世の端でも」
「ネガティヴな曲です。これは。マスコミの力(ちから)、ペンは剣よりも
強し、といいますが、ホント強いです。反意語として言ってますが。
以前、チューリップが紅白にでるという話がまことしやかに週刊誌に書か
れて、ボク、全然知らない話でね。それが、紅白にでないことになって、財津
が関係レコード会社にどなり込んだという記事です。煙もなにもないところ
に書いちゃう。それや、これやもあって、オープニングは世相をうたったこん
な歌です。」
そうですか。財津さんの歌は、むづかしい言葉でもメロディに乗せるのお上手です。財津さんの歌は、うたってみると本当はむづかしい歌。でも、それをさらりと歌い通す財津さんの歌のうまさが、堪能できるこの曲です。
今日の財津さん、オープニング曲から、かなり「力」を込めて、フィジカ
ルいっぱい使ってうたっています。
「君の季節」
「うまくいって幸せよりは、うまくいかない人生、ダメだけど幸せ、こうい
うネガティヴな生き方のほうが思いだしてみて、どうですか、こころが穏や
かになって人生が楽しく送られる。こころに花を咲かせることもできる。年
をとると、あきらめられます。」
そうですか。なにしろ財津さん、九州男子ですから、本当は相当ガンコの
はずですが、そうは見せずに(最近は)謙虚です(本心とは違って)。
「君の指」
「約束をして、待っていたひとが来ない、ホント、ネガティブな暗い曲です。
私にもそういう経験あります。ずっと海辺で育ちました。海辺で女性と会う
ことになって、待っていたんですが、来ない。家に帰ったら、手紙が届いて
いて、しかも勝手に開いてある。行けません、というものでした。」
そうですか。財津さん、30代になってからの結婚です。経済的な理由で
進学をためらっていた頃、博多の橋で突然会った同級生だった女性から、
親は決めてしまえば援助してくれるもの、とのこの上ない励ましを受けて、
心機一転進学を決めたのです。若い時は、苦労したな模様の1ページですか。
「シーンとしてきました。なんか、今日は、ボクだけが、勝手にやってい
るような気分です。みなさん、今日は目いっぱいネガティヴになって、そう
いうもの全て背中に背負って帰ってもらいます。」
バンドサウンドになってからは、ホールのあちこちから声援も飛んでポジ
ティヴなライヴとなってきました。
財津さん、移動日の一昨日は、ライトアップされた岡山城、後楽園を散策
したと言ってました。