(1)まったくもって奇異で(curious)異常な(abnormal)事件が起きた。千葉県柏市で3日深夜に発生した連続通り魔事件だ。
事件そのものも異常だが、それ以上に関与した数人の被害者と警察の事件に対する知り得る限りの反応、対応の「異常さ」だ。
事件は報道によると「3日午後11時45分ごろまでの『十数分』の間に市道約『50メートル』の範囲で男性4人に対して強盗傷害、殺人、強盗2件の事件を起こした」ものだ。
刃物を振りかざす犯人の手を振り払って難を逃れた人(第1被害者)(報道)もいれば直後の殺人事件(第2被害者)もある中で、「十数分」にわたって「50メートル」の範囲内の市道で凶悪犯人が次々と犯行をくり返していたということだ。
(2)報道(目撃証言)では「男は路上をうろつき、通りかかる数台の車の運転手に話しかけたり、立ちはだかったりしていた」そうだ。
十数分の間にわたって市道50メートルの限られた範囲内に犯人が居座って次々と犯行をくり返した事件で、被害者ほかの事件110番通報と警察の緊急出動配備があれば、十分に現場で犯人逮捕かまたは追い詰めることは可能だったのではないのか。
警察にそれぐらいの捜査機動力、配備力がなければ市民の生命、安全など守ることはできないのではないのか。警察への事件110番通報がいつの段階でなされたものかの報道情報は定かではないが、当殺人事件現場(第2被害者)の目撃者といわれる人物は今夜の報道で犯行重要人物として事情聴取されているというこれまた仰天の展開をみせている。
(3)第1被害者の段階で110番通報があったと見るのは普通で、その後の犯人は報道によると殺人行為に前述のように「通りかかる数台の車の運転手に~」との10数分にわたる犯行行動を起こしているのだから、通報で警察が犯行現場に最寄りの警察車両、関係者を急行させるには十分な緊急配備対応がなされなければ、市民の生命、安全など守ることなどできない警察能力ということだ。
まるで犯行は捕まえてくれと言っているような傍若(ぼうじゃく)なものではないのか。
(4)当事件では車も奪われてそれが1.3キロ離れたコンビニで乗り捨てられ、車内から出ていく犯人映像は防犯カメラにとらえられており(報道)分析を急いでいるのだろうが(それが犯行重要人物の事情聴取につながっているのかわからない)事件後追いの捜査のことで、今回のケースは犯行現場で十分犯人を追い詰める時間、機会があったとみられる中での実に不可解、奇異な犯人による十数分の間にわたる50メートル範囲内での凶悪犯行の闇の軌跡(locus)だった。
(5)千葉県警察といえばストーカー事件で警察セクト主義(sectarianism)による情報共有不足でそれが三重、長崎を転々として被害相談者の殺害事件にまで発展した事件の初動警察であったことを思い出す(結果として、同事件での被害者特定を表記しない判決通知内容の流れをつくった)。
事件の初動捜査の大切さは誰もが理解するところで、最近の防犯カメラなど科学的捜査効果に隠れて大切な緊急初動捜査の人的配備、対応の不備、不足がなかったのか疑問に思う奇異で異常な事件だ。
事件そのものも異常だが、それ以上に関与した数人の被害者と警察の事件に対する知り得る限りの反応、対応の「異常さ」だ。
事件は報道によると「3日午後11時45分ごろまでの『十数分』の間に市道約『50メートル』の範囲で男性4人に対して強盗傷害、殺人、強盗2件の事件を起こした」ものだ。
刃物を振りかざす犯人の手を振り払って難を逃れた人(第1被害者)(報道)もいれば直後の殺人事件(第2被害者)もある中で、「十数分」にわたって「50メートル」の範囲内の市道で凶悪犯人が次々と犯行をくり返していたということだ。
(2)報道(目撃証言)では「男は路上をうろつき、通りかかる数台の車の運転手に話しかけたり、立ちはだかったりしていた」そうだ。
十数分の間にわたって市道50メートルの限られた範囲内に犯人が居座って次々と犯行をくり返した事件で、被害者ほかの事件110番通報と警察の緊急出動配備があれば、十分に現場で犯人逮捕かまたは追い詰めることは可能だったのではないのか。
警察にそれぐらいの捜査機動力、配備力がなければ市民の生命、安全など守ることはできないのではないのか。警察への事件110番通報がいつの段階でなされたものかの報道情報は定かではないが、当殺人事件現場(第2被害者)の目撃者といわれる人物は今夜の報道で犯行重要人物として事情聴取されているというこれまた仰天の展開をみせている。
(3)第1被害者の段階で110番通報があったと見るのは普通で、その後の犯人は報道によると殺人行為に前述のように「通りかかる数台の車の運転手に~」との10数分にわたる犯行行動を起こしているのだから、通報で警察が犯行現場に最寄りの警察車両、関係者を急行させるには十分な緊急配備対応がなされなければ、市民の生命、安全など守ることなどできない警察能力ということだ。
まるで犯行は捕まえてくれと言っているような傍若(ぼうじゃく)なものではないのか。
(4)当事件では車も奪われてそれが1.3キロ離れたコンビニで乗り捨てられ、車内から出ていく犯人映像は防犯カメラにとらえられており(報道)分析を急いでいるのだろうが(それが犯行重要人物の事情聴取につながっているのかわからない)事件後追いの捜査のことで、今回のケースは犯行現場で十分犯人を追い詰める時間、機会があったとみられる中での実に不可解、奇異な犯人による十数分の間にわたる50メートル範囲内での凶悪犯行の闇の軌跡(locus)だった。
(5)千葉県警察といえばストーカー事件で警察セクト主義(sectarianism)による情報共有不足でそれが三重、長崎を転々として被害相談者の殺害事件にまで発展した事件の初動警察であったことを思い出す(結果として、同事件での被害者特定を表記しない判決通知内容の流れをつくった)。
事件の初動捜査の大切さは誰もが理解するところで、最近の防犯カメラなど科学的捜査効果に隠れて大切な緊急初動捜査の人的配備、対応の不備、不足がなかったのか疑問に思う奇異で異常な事件だ。