いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

こどもは宝。 children is a treasure

2019-05-06 20:08:55 | 日記
 (1)われわれ人類の未来は「こども」にかかっている。日本文化では「こども」は「宝」(a treasure)という時代、社会思想もあった。でも現代社会には「こどもの虐待」、「こどもの貧困」という暗い影が覆っている。

 総務省の統計によると、4月1日現在の日本の14才以下のこども(外国人を含む)は1533万人と1950年の「半分」に減少した。

 (2)冒頭の論理からいえば、未来を背負う期待がこども一人当たり「2倍」に増えたことになる。小さな肩に日本の重い期待だ。「こどもは宝」という文化に未来はこどもにかかっているといいながら、なぜこうも親によるこども虐待が続くのか、親、大人、社会の責任、自覚は重く大きい。

 核家族化、少子化による親子の直接関係が増えて手間をかけすぎることも一因と考えるが(こどもはほっておいても育つという文化もある)、かっての大家族社会では親以外にこどもに向ける大人家族の目、存在があって、こどもにはバランスのいい家族構成形態があった。

 (3)育てられたのはこどもだけではない。親もその先輩(父母)から育児をおそわり、親としての責任、自覚もおしえられ、育てられた。現代社会のこども虐待は「親」としての自覚、責任、能力、方法の欠如が原因と考える。

 こどもにとっては災難時代で、それはわれわれ未来にとっても問題ではあるが、もっと悲劇なのはそれでもどんな親でもこともにとってはもっとも身近で頼りになる、すべき離れることはほとんど不可能な存在であることだ。

 (4)これが夫婦であれば、それぞれが判断して最良の決断をして自らの人生を歩みだすことも可能だ。安倍政権は消費税10%引き上げ財源を教育の無償化にあてると発表している。
 国による教育投資が先進国でも最低レベルで、教育の無償化ははそれはそれでけっこうなことだが視点は親の経済負担の軽減であり、こどもの教育を経済原理でみていることだ。

 (5)社会は多様化(diversity)して、少子化の影響で人手不足は深刻であり、夫婦共働きは時代の要請でもあり、教育の無償化はその側面を補うものではあるが、学校教育現場はこどもの教育に適切に対応しているかといえばそうではない。

 こどの「いじめ」問題はいつまでたっても社会問題化しており、教員、教育委員会の責任放棄、無作為主義は深刻でまん延しており、解決に向かっていない。
 もう一度あたりまえのことではあるが、「こどもは宝」の教育、社会思想に立ち返って国、教育、社会がこどもの教育を考え直す必要がある時を迎えている。

 (6)大家族社会、こども3000万人時代がよかったと述べているわけでもなく、現代社会の親子関係崩壊社会もかってのその時代のその後の影響でなかったとは言い切れるものでもなく、現代は現代としてこどもの成長のためにともに考え、良心と良識、見識、正義をもって問題から逃れることなく行動しなければならないことだ。

 (7)社会が多様化しているほどこどもは多様化せずに、スマホ生活があって、本も読んで、外で土にまみれて遊んで木登りもして自然で、塾に行ってもいいし、そんな多様なこども社会があってもいいことだ。
 こどもは可能性をいっぱい秘めた「宝」なのだから。

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