(1)挑戦者藤井聡太棋聖(18)が木村一基王位(47)に4連勝して棋聖、王位と2冠を達成して、8段に昇段した。どれもこれもがこれまでの記録を大幅に塗り替える破格の記録で際立つ強さをみせている。
羽生善治九段(49)、渡辺明名人(36)ほかタイトルホルダーには悪いが、現在の将棋界で対戦成績評価から現在「最強の棋士」といっていいだろう。
(2)100手先を読むといわれるプロ棋士将棋で、18才の棋士が30、40代の経験も実績も実力も出色の棋士たちを相手に挑戦資格を得るとたちまちに2冠となる実力を示した。現在最強の棋士と表現したのは、将棋界で最高峰といわれる渡辺明名人の少し前の棋聖位を破っての申し分のない実力者だからだ。
(3)100手先を読むプロ将棋では蓄積された経験、実績、実力は大きな戦力であり、18才と比較経験、実績が少ない藤井聡太2冠がその経験、実績、実力を上回る読み、展開、着手でしのぐというのは、羽生善治九段が述べたように自身当時7冠全制覇の未曽有の快挙の天才にとっても、だからこそわかる「空前絶後」(the first and probably the last)ということなのだろう。
(4)ただ、30、40代の棋士にとって18才の棋士と対戦するのは世代、時代感格差(generation gap)のやりにくさも当然感じる。それぞれに自らも通ってきた道ではあるが、あるからこそわかる18才が威風堂々と対戦する様をみて、当時の将棋一筋、純心、恐れを知らない気概、気構え、心意気に自ら通ってきた道だからこそわかる、圧倒されるところ、やりにくさがあるのではないかと感じる。
(5)将棋は7冠全制覇の未曽有の羽生善治九段でも100敗以上はする群雄割拠の世界で、藤井聡太2冠もこれからこのまま順風満帆とも多分、多分いかずに年令を重ねるにしたがって今度は逆の立場にもなるわけで、間違いなくそれまでには将棋界のフロントランナー(羽生談)であり続けるだろうが、藤井聡太2冠が30、40代でその時10代の実力棋士を迎えた時にどういう将棋展開をみせるのか、忘れずに注目していたい。
(6)もはや将棋の藤井現象は人間能力の成長、可能性、限界突破を量る、知る社会現象だ。
羽生善治九段(49)、渡辺明名人(36)ほかタイトルホルダーには悪いが、現在の将棋界で対戦成績評価から現在「最強の棋士」といっていいだろう。
(2)100手先を読むといわれるプロ棋士将棋で、18才の棋士が30、40代の経験も実績も実力も出色の棋士たちを相手に挑戦資格を得るとたちまちに2冠となる実力を示した。現在最強の棋士と表現したのは、将棋界で最高峰といわれる渡辺明名人の少し前の棋聖位を破っての申し分のない実力者だからだ。
(3)100手先を読むプロ将棋では蓄積された経験、実績、実力は大きな戦力であり、18才と比較経験、実績が少ない藤井聡太2冠がその経験、実績、実力を上回る読み、展開、着手でしのぐというのは、羽生善治九段が述べたように自身当時7冠全制覇の未曽有の快挙の天才にとっても、だからこそわかる「空前絶後」(the first and probably the last)ということなのだろう。
(4)ただ、30、40代の棋士にとって18才の棋士と対戦するのは世代、時代感格差(generation gap)のやりにくさも当然感じる。それぞれに自らも通ってきた道ではあるが、あるからこそわかる18才が威風堂々と対戦する様をみて、当時の将棋一筋、純心、恐れを知らない気概、気構え、心意気に自ら通ってきた道だからこそわかる、圧倒されるところ、やりにくさがあるのではないかと感じる。
(5)将棋は7冠全制覇の未曽有の羽生善治九段でも100敗以上はする群雄割拠の世界で、藤井聡太2冠もこれからこのまま順風満帆とも多分、多分いかずに年令を重ねるにしたがって今度は逆の立場にもなるわけで、間違いなくそれまでには将棋界のフロントランナー(羽生談)であり続けるだろうが、藤井聡太2冠が30、40代でその時10代の実力棋士を迎えた時にどういう将棋展開をみせるのか、忘れずに注目していたい。
(6)もはや将棋の藤井現象は人間能力の成長、可能性、限界突破を量る、知る社会現象だ。