いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

日本時代。 J era

2024-09-19 20:30:27 | 日記
 (1)長年米国で活動する俳優、アーティストの真田広之さんがプロデュースし、出演もした米配信ドラマ「SHOGUN 将軍」が米エミー賞で18冠を獲得した。ライバル作品がどうだったのかの問題なんか関係ない18冠達成というのは次元の違う衝撃、高い評価だ。

 (2)内容も本格的時代劇を米国TVで全編ほとんど日本語(字幕)で制作して高い評価を受けたというのは、時代を見る目、感性がすばらしい芸術性、文化性、作品性が結集していたという結果、成果の集積だ。
 日本で制作して米国に持ち込んだ時代劇というものではなく、長年米国演劇社会で活動してきた真田広之さんだからできた、なしえた時代感覚、感性の高い作品の米国演劇、TV界からの評価といえるものだ。

 (3)米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の昨年はホームラン王(米メジャーでのホームラン王は特に評価、価値が高い)で今年も活躍がめざましいものがあり、今回の真田広之さんエミー賞18冠達成と日本人アーティスト(プロ野球選手もアーティスト)の活躍が続いており、昨年、今年の象徴として日本人への注目も高いものを実感する。

 (4)ほかにも世界的に活躍している日本人は多いが、近年は日本のマンガ文化がITコンテンツとして高い世界的評価、注目を集めていることと関係があるように思う。そういう時代の流れの中で米国制作の時代劇TVドラマを日本語で制作、構成したことに意味がある。
 情報化時代に日本マンガ文化がITコンテンツとして世界的評価、人気を受けている世界文化の中で、真田広之さんプロデュース、出演の日本語による米国TV時代劇の発想の確かさ、自信、信念を強く感じる快挙だ。

 (5)日本の食文化も健康、品質、味覚、自然とのかかわりによる理念が世界的に高い評価、支持を受けており、日本文化の高い評価、支持、人気時代を迎えている。中国など外国からの訪日客が増えているが日本食への関心の高さといわれている。
 日本の農作物の輸出も数兆円規模と政府の目標を上回る勢いで増えており、政府も目標を上乗せする方針だ。

 (6)農業も後継者不足、食のグローバル化で政府による減反政策が進み国内需要は先細りが懸念される中で、品質、味覚、栽培開発力の高さで世界的日本食ブームと相まって輸出に活路を見出しての輸出量、収益の拡充だ。
 日本が世界に打って出る好機であり、環境、舞台、活躍、評価、人気の高さがそろってきており、着実で堅実、高い評価、人気、需要に応える日本時代(J era)が動いている。

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