いつやって来るのだろう、いやひょっとしたらもうすでに来日しているんじゃないのか(報道管制)とか勝手に気をもんでいたポール・マッカートニーさんが、昨日午後6時ごろようやくというか最初の公演地大阪の関空に到着した。
コンサートは追加公演がレギュラー公演(12日)の前日に入って71才の一応高年令と時差を考えれば2~3日はじっくり休養も必要だろうにと勝手に気をもんでいた。
時差、移動疲労解消のためにアジア各国をツアー歴訪して来日(68年のビートルズ来日はそのスタイル)という方法はあるが、どこからやって来るのかも興味があった。
昨日(9日)午後6時ごろに関空に降り立ったポール・マッカートニーさんは、小型ジェットチャーター機でロンドンを8日(現地時間)夜に出発して約10時間かけて(報道)来日した。
チャーター機ですから定期航空便に比べれば、自由もきくしリラックスもできる、ひょっとしてベッド仕様なんかに一部改装してあればゆっくり機内で休んで10時間のフライトも時差解消も問題はないことになる。
大阪、福岡、東京のコンサート移動にも使えて、お金に不自由しないポールとしては余裕の来日であった。昨日関空に夫人と一緒に降り立ったポールは、TVニュース映像で見る限りではそのとおり71才とは思えない元気はつらつとした雄姿であらわれて、関空ロビーに詰めかけたとりたてて規制もなくまわりを囲んだファンに笑顔で手を振り、握手なんかもして余裕のサービスに努めていた。
超ビッグネームのおごりもなく、気さくな感じでこれがとても自然で、ファンも目の前すぐそばまで寄ってとてもいい雰囲気、印象の映像だった。
68年ビートルズ来日時のJAL法被(はっぴ)姿を思い出させる彷彿(ほうふつ)とさせる黒のシャーツによく似合った白地の法被姿だった。
財津和夫さんが随分昔にロンドンのレコーディングスタジオでポールに会った時は、記録によると事前にスタジオ関係者からポールは気むずかしがり屋だからと注意されたと言われているから、やはり71才になってポールも丸くなったのだろう。血気盛んな若い時は誰でもそうだ。
その夜にジャストタイム(just then)でNHKTV「SONGS」でポール・マッカートニー特集をやっていた。最新のコンサート映像紹介ということで、米国ドームコンサートの中で派手な花火も打ち上げて煙でポールの姿も見えないほどの演出だった。
巨大なホールコンサートでは、やはり派手な演出がないと空間がもたないこともあるのだろうが、日本公演でもそうなるのだろうか。
じっくり至高のマッカートニー・サウンドを聞かせる、聞くシンプルな演出もいいものだ。ビートルズのコンサートスタイルは「シンプル」で、ネイティブなサウンド、声のアレンジがパラドックス(paradox)としてかっこよかったものだ。
SONGS最後にポールはロンドンでの同インタビューで、最新アルバム「NEW」がビートルズサウンドに近いことをあげて、「私はビートルズだから」と締めくくった。印象的な自信のある言葉だった。
コンサートは追加公演がレギュラー公演(12日)の前日に入って71才の一応高年令と時差を考えれば2~3日はじっくり休養も必要だろうにと勝手に気をもんでいた。
時差、移動疲労解消のためにアジア各国をツアー歴訪して来日(68年のビートルズ来日はそのスタイル)という方法はあるが、どこからやって来るのかも興味があった。
昨日(9日)午後6時ごろに関空に降り立ったポール・マッカートニーさんは、小型ジェットチャーター機でロンドンを8日(現地時間)夜に出発して約10時間かけて(報道)来日した。
チャーター機ですから定期航空便に比べれば、自由もきくしリラックスもできる、ひょっとしてベッド仕様なんかに一部改装してあればゆっくり機内で休んで10時間のフライトも時差解消も問題はないことになる。
大阪、福岡、東京のコンサート移動にも使えて、お金に不自由しないポールとしては余裕の来日であった。昨日関空に夫人と一緒に降り立ったポールは、TVニュース映像で見る限りではそのとおり71才とは思えない元気はつらつとした雄姿であらわれて、関空ロビーに詰めかけたとりたてて規制もなくまわりを囲んだファンに笑顔で手を振り、握手なんかもして余裕のサービスに努めていた。
超ビッグネームのおごりもなく、気さくな感じでこれがとても自然で、ファンも目の前すぐそばまで寄ってとてもいい雰囲気、印象の映像だった。
68年ビートルズ来日時のJAL法被(はっぴ)姿を思い出させる彷彿(ほうふつ)とさせる黒のシャーツによく似合った白地の法被姿だった。
財津和夫さんが随分昔にロンドンのレコーディングスタジオでポールに会った時は、記録によると事前にスタジオ関係者からポールは気むずかしがり屋だからと注意されたと言われているから、やはり71才になってポールも丸くなったのだろう。血気盛んな若い時は誰でもそうだ。
その夜にジャストタイム(just then)でNHKTV「SONGS」でポール・マッカートニー特集をやっていた。最新のコンサート映像紹介ということで、米国ドームコンサートの中で派手な花火も打ち上げて煙でポールの姿も見えないほどの演出だった。
巨大なホールコンサートでは、やはり派手な演出がないと空間がもたないこともあるのだろうが、日本公演でもそうなるのだろうか。
じっくり至高のマッカートニー・サウンドを聞かせる、聞くシンプルな演出もいいものだ。ビートルズのコンサートスタイルは「シンプル」で、ネイティブなサウンド、声のアレンジがパラドックス(paradox)としてかっこよかったものだ。
SONGS最後にポールはロンドンでの同インタビューで、最新アルバム「NEW」がビートルズサウンドに近いことをあげて、「私はビートルズだから」と締めくくった。印象的な自信のある言葉だった。