いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

セパレーティブ・ジャッジメント。 separative judgment

2020-06-08 20:13:44 | 日記
 (1)梅雨が間近というのに外は太陽がサンサンと降り注いできてまばゆいばかりで、これがコロナ社会なのかと一時の憂さ晴らしだ。しかし社会経済は深刻で倒産企業も多く立て直しには相当の支援と時間が必要であり、コロナ社会の一時の鎮静化と反比例しての打撃の大きさが浮かび上がってくるだろう。

 (2)米国では白人警官による黒人逮捕抑圧死事件が全米デモに発展して、トランプ大統領のデモ鎮圧の強硬発言がさらにこれを煽(あお)り火をつけている。そういう大統領を選んだのも全米国民、有権者であり、それだけに解決の道はあるともいえる。

 日本では7月に都知事選が予定されて、立候補が確実な小池都知事に対する風当たりの強さがノンフィクション本の発売でも紹介されてメディアでも取り上げられている。

 (3)いずれも門外漢のものにとっては批評、批判、評価はできても直接どうすることもできないことであり、全米、東京都の住民、有権者が判断し、考え、選択することである。
 小池都知事は自民党議員時代に同党の反対を押し切って都知事選に出て自民党保守系候補者を破っての当選で脚光を浴びて、その後希望の党を立ち上げて代表になり一時は安倍政権に対する対抗勢力にもなったが、当時民主党政権の流れをくむ民進党との合流話で小池代表の「排除の論理」が国民の反発を招いて一気に勢力、影響力を失った経緯がある。

 (4)「排除の論理」は09年民主党政権の党内対立抗争による決めれない政治の自滅、失敗の教訓からでたものと考えられて政治哲学としてはありふれた政治論理、思想であったが、小池都知事には人が受け入れられない何かがあるということで国民感情から受け入れられなかったということだ。

 本来なら存在感を示す2020年東京五輪もコロナ感染拡大で来年7月に延期されて、今また規模縮小、簡素化決定で新型コロナワクチン、治療薬開発次第では来年7月東京五輪開催中止もありうる事態だ。

 (5)門外漢にとっては都民、有権者が7月予定の都知事選でどういう判断、選択、審判を示すのか関心はあるが、大阪都構想の判断、審判もあり日本の政治状況を革命的にかえる個別的判断権(separative judgment)だ。

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