「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
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2009年03月10日
ここのところ、色んなサイトを眺めた感想しか書いて
ませんでしたが、幾つかちゃんと作ったものもある
ので、一応載せておきたいと思います。
まずは
http://www.minor-audio.com/bibou/amp/headphone_amp2004.html
こちらのサイトを参考にして、負電源部分だけを
例の8ピンPICで作った負電源回路
http://picavr.uunyan.com/experiment_nega2.html
を使って、ヘッドホンアンプを作ってみたり。
こんな感じ。カメレオンレジストで小さな専用基板
を作っておいたので、この間部品をハンダ付け。
ちっちゃい基板だけど、イイカンジのスグレモノ。
コアとなるオペアンプにはオイラの大好きなあのアンプ、NJM2114DDを載せてあります。
その他の色々な2回路内蔵オペアンプをとっかえひっかえ
載せ換えてみましたが、やっぱりNJM2114DDの
音が好きだな。
とにかく、これまではブレッドボードで遊んでいたものが
専用基板になっちゃったので、オペアンプをとっかえ
ひっかえ聴き比べるのが便利っていうのがgood!
アナログとデジタルを思い切り混在させているので、
もしオシロで波形を覗いたら、きっとすごいノイズ
が載っているんだろうと思いますが、一応可聴域
以上のノイズしか載らないようにしているせいか、
ノイズは殆ど耳に届きません。
そう。この間実験した通り↓
http://picavr.uunyan.com/experiment_nega3.html
市販のミニコンポのヘッドホン端子とは比較に
ならないノイズの小ささで、オペアンプ1個1個
の製品差をじっくり聴き比べできます。
っていうか、普通に音楽聴くときに使うと普通に堪能
できますね。イヤホンにもよるんでしょうけど。
あとは、部品箱の肥やしになっていた電話キーパッド。
型番は、PK-1213-03って書いてあるんだけど、
千石で買ったんだだったかな?どこで買ったかすら
わすれてしまった… これの調査。
データシートが付いて無くて、ピンコネがわからない
ために放置状態だったんですが、テスターを持ってきて
片っ端からボタン押して調べたところ、内部の配線が
判りました。
写真のB~Hのうち、BCDは縦の線。EFGHは
横の線です。例えば、「5」を押しているときはCと
Fが通電します。
単なるタクトスイッチと配線基板だけなので、通電か
HIGH-Zかどちらかになるだけです。
Aの役割が判らなかったので分解して回路を追って
みたんですが、何処にも繋がってなくて、内部の鉄板
に繋がっていたので、どうやらシールドのようです。
電話用のキーパッドなので、ボタン同時押しは
そもそも想定していないのでしょうが、この配線
だと例によって3つ押すと誤動作を起こすことが
あります。
例えば、「1」「4」「5」の3つを押すと
押してないはずの「2」も通電してしまいます。
(電流の逆流によるものですね)
PCのキーボードなどではshiftキーやctrl
キー、altキーなど同時押しを前提に作る必要が
あるので、要所要所にダイオードを配置して
逆流しないようにしているわけです。
というわけで、これはこれで便利なんですが、
同時押しが出来るキーパッドも欲しいなぁと
思ってしまって、
「同時押し可のキーパッド」
などをPCBEで基板描いているところです。
「など」と言っているのは、これ以外にも色々
描いているんですねぇ。
TINY2313などをブレッドボードで遊ぶ時、
今は2×3を1×6に変換する部品(自作)を
使ってISPしてるんだけど、配線が凄く面倒。
でも市販品ではオイラの好みにフィットする
イイカンジのCPUボードもみあたらない…
ってわけで、AVRのCPUボードもPCBEで
描いてます。
そういえば、PCBEで片面の基板描いていて
つい忘れてしまうのは、部品面が片方しかない
っていう当たり前の事実。
これを忘れて、ブレッドボードに挿す為の端子
をどうやって付けようか、後になって毎度毎度
困ってるんですよね。
とりあえず今回は
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-01627/
こういうL型のピンヘッダを使って、ブレッドボード
に直角に挿すことで逃げちゃおうと思いますが、
以前作ったCPLD用ボード(XC95xxシリーズ用)↓
これみたいに、普通のピンヘッダを使いつつ、ハンダ面
の隙間に無理矢理ハンダを流し込むというサーカス技
もあることはあります。結構大変だけど。
まぁ、他にも色々やってるんだけど、ついテレビ
とかに気を取られちゃう…。で手が進まない…(^_^)
そうそう。ようやく
Op.ローズダスト
は下巻まで
読み終わったので、気を取られちゃう要因の一つは
クリアだな…。
Op.ローズダスト、さすがによく出来たストーリーでした。
(≧v≦)σ
福井晴敏氏が以前テレビに出ていた時に言っていたけど、
描写の緻密さとか背景の広さとかはともあれ、この人の
作品に共通するテーマは「浪花節」だと言ってたな。
そう。この人の作品読んでいて思うのは、一人一人の
人物像とか、その人の思想・心情とか、そしてそういう
登場人物たち一人一人の間のココロの繋がりや
その揺れ動き。実に細かく描き込んである…。
つい目頭が…っていうストーリー展開が上手だよな…。
まぁ、とりあえず読み終わったってことで…
ひとまず、キーパッドなどなどブレッドボードグッズ
を完成させて、arduinoやその他マイコンでソフトを
のんびり組んで遊べるようにしたいな。
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