仮面ライダーキバ第1話「運命・ウェイクアップ!」。「仮面ライダーキバ、この後スタート!」って杉田智和さん、何やってんすか(笑
冒頭から葬式シーン。時は1986年。死んだはずの男が怪物として甦った。怪物の名はスパイダーファンガイア。それを倒そうとする謎の少女。しかしスパイダーファンガイアは扉に傷を残し、消え去った。
時は流れて2008年。マスクとゴーグル、服にはカバー、手袋で武装した謎の青年・・・彼こそ主人公、紅渡である。
いよいよ始まりました仮面ライダーキバ。
何やら怪しげな動作をする渡。そこには猫がいた。猫の食べている魚の骨を狙っているようだ。去年の良太郎も中々変わったキャラだったが、これは良太郎を凌ぐな。魚の骨を集め、他人との会話は筆談で済ます・・・おいおい大丈夫か?
さらに理解者っぽい野村静香によれば、この世の全てに拒否反応を示す「この世アレルギー」だそうで(笑。ダメだこりゃ。
再び22年前、木戸明の店。犬を怖がる麻生ゆりの気持ちは良く分かる。生後2ヶ月でも怖いものは怖いのだ。彼女と話していたのはファンガイアハンターのボス、嶋護。
再度現在。ひょんなことから出会った渡とモデルの麻生恵。
またまた22年前。ホースファンガイアと戦うゆり。しかし圧倒的なパワーの前に破れてしまう。何とか逃れるために抱きついた人物は渡の父、紅音也。渡とはまるで違う性格だな。
秘書のライフエネルギーを吸ったホースファンガイア。追うゆりだったが、音也の出現によりパーに。
そして現在。風呂に入る渡と・・・キバット。声は杉田智和さん。いや、杉田さんは好きですけどね、風呂シーンと言い、何か狙ってる感じがする。ファン獲得のためなんでしょうけど、どうも・・・しかしまぁノリノリだな杉田さん。
バイオリンに塗るモノを考える渡。それで魚の骨か。その頃ゆりに迫るホースファンガイアの魔の手。どうやら親子2代でファンガイアハンターのようだ。
そしてその危機を感じた渡はキバットと共に戦いの場へ。キバットが渡をかむことによって変身できるようだ。「キバって行くぜ!」これが決めゼリフ?
妙な主人公だが、その強さは中々のもの。ホースファンガイアとも渡り合えるほど。腹への攻撃はキバットが防いでくれる。
そして「ウェイクアップ!!」の掛け声と共に、月と夜を召喚!!大リーグボールでも投げるかのようなフォームで宙に飛びあがり、必殺のダークネスムーンブレイク!あれは始球式でも狙ってるのか。にしても、子供が真似しにくい必殺技だなぁ。あんなに足上がらん。でもカッコいいから許す。
倒したファンガイアのエネルギーを喰らうために?出現したのはキバの動く城・・・もといキャッスルドラン。まぁこの辺は後で調べるとして。
何とか倒したが、恵はキバの名を知っており、銃を向けた・・・
中々面白かったです。あからさまな風呂シーンはさておき。ただ過去と現在の話がクロスする話というのはどうも分かりづらい。電王も過去と未来を行き来したが、大抵は現在だったし。この辺の分かりづらさをどうするかが問題かな。
渡がキバットに普通になじんでるのも気になった。「3世」なはずだから、祖父、父、息子と継がれてきたのか?ま、後々2人の出会いなどを描いてくれれば問題なし。
僅かな不安とそこそこの期待と共にスタートした仮面ライダーキバ。今後に期待しましょう。次回「組曲・親子のバイオリン」
余談ですが、BGMを聴くとローゼンメイデンを思い出す。薔薇だし。