ドライブと鎧武のMOVIE大戦フルスロットルを見てきました。
「仮面ライダー鎧武 進撃のラストステージ」
舞と共に遠く離れた星で平和に暮らしていた紘汰だったが、突如機械生命体のメガヘクスが現れ、舞は捕らえられてしまう。メガヘクスはヘルヘイムの侵略を機械化によって乗り越えた存在であり、紘汰たちの星をも「メガヘクス」のシステムの一部として組み込むべく、融合を始めてしまう。紘汰は鎧武極アームズに変身するも、戦いの中メガヘクスは紘汰の記憶を読み取り、次の狙いを地球に定めた・・・
紘汰たちとは異なる方法でヘルヘイムの脅威を脱したメガヘクス。あらゆるものを「メガヘクス」というシステムの一部として組み込み、更なる進化を求める機械生命体が今回の敵となりました。各々強烈な個性を発揮する鎧武チームと、「個」という存在の無軌道さを良しとしないメガヘクスとの対立が描かれています。
当初は光実1人しか変身できない状態でしたが、メガヘクスやメガヘクスが作り出したメカ黒影、デューク・ドラゴンフルーツアームズとの戦いの中で、メカ黒影が持っていた戦極ドライバーを奪取。更にキウイロックシードやローズアタッカー、果てはメロンエナジーロックシードなど、凌馬に「抜け目が無い」と言われるだけあって準備万端でした。
捕らわれの身ながらも、ロックシードを授けてくれた舞と、光実が奪った戦極ドライバーによって、貴虎は久々に斬月に変身!さすが呉島主任だ!復興作業現場の主任姿も似合ってます!(笑。
斬月メロンアームズでデュークDFを撃破すると、メカ凌馬からは「さすがは私が『一度は』見込んだ男だ」という言葉を送られていました。メカになっても凌馬が相変わらずだということが良く分かる散り際でした。次はクローン凌馬にニセ凌馬、凌馬インベスのどれがくるのでしょう。
で、メガヘクスに追い詰められて大ピンチの時に、貴虎はメカ凌馬が使っていたゲネシスドライバーを使用し、斬月・真メロンエナジーアームズに変身。この時の貴虎は頭部以外が斬月・真のスーツを着ており、「世界を蝕む悪意には二度と屈しない!」という台詞も相まって非常にカッコいいのですが、その後の電子音声の「ソォダァ・・・」が、まるで「そうだ!」と相槌を打っているかのようで笑いました(笑。
呉島兄弟の活躍により舞を、極ロックシードを取り返したことにより紘汰も復活し、逆転開始。本編では見られなかった鎧武極アームズ、龍玄ブドウアームズ、斬月・真メロンエナジーアームズの共闘が繰り広げられました。味方だったり敵だったりしながらも、最終的には同じステージに立って戦う3人はとてもカッコよかったです。
トリプルライダーキックで粉砕したかと思いきや、大量のメガヘクスが出現したところでドライブ編へ。
「仮面ライダードライブ ルパンからの挑戦状」
ロイミュードのみならず、世間を騒がす存在・怪盗アルティメット・ルパン。その正体はゾルーク東条であり、彼は強化ロイミュード・サイバロイドZZZの肉体に自分の意識を移し、不老不死の体と重加速を操る能力を手に入れた。
元々ZZZはベルトさんがベルト以前に自分の意識を移し変える候補として作っていたものだが、当時のベルトさんでは精神力が足りずに断念し、結果ドライブドライバーに意識を移すことになったのだ。
東条は精神力が足りないベルトさんと、そんな彼に力を与えてもらわなければ戦えない進ノ介が変身する仮面ライダードライブが、今や人々の英雄として振舞っていることを許せなかった。進ノ介もベルトさんを侮辱されたことに怒りを燃やすも、東条は何とブレイクガンナーのデータまでコピーしており、ルパンガンナーを用いて仮面ライダールパンに変身。チェイサーを退け、ドライブをも敗北に追い込み、更にドライブをかばってベルトさんは機能停止に追い込まれてしまう・・・
「仮面ライダー史上最大のミステリー!!」・・・最大?(汗。ミステリー要素はさておいて、進ノ介とベルトさんの熱い掛け合いが見られるのがドライブ編の魅力だったかと。一度は機能停止に追い込まれ、進ノ介も戦う気力をなくしてしまったものの、シフトカーたちにも励まされて再発進。ルパンがある人物に化けていたことを見抜きました。何故それを見抜けたかといえば・・・普段からイチャイチャしてた結果じゃないですかね(笑。
ドライブやチェイサーを退け、仮面ライダーという名前を奪ったルパン。しかしその名前を取り戻すべく進ノ介は再びベルトさんと共にドライブに変身。壊れても何度でも動き出す。それは進ノ介がドライブに選ばれた理由でもありました。考えてみれば、紘汰も何度挫けても立ち上がり、未来を掴み取りましたから、そういった点では2人とも似通っているのかもしれません。
ルパンを倒すべく賭けに出る進ノ介に、出会った頃からそのつもりだとベルトさん。足りない部分を補い合い、共に助け合って平和を守っていく。鎧武編の紘汰たち同様、1人の強さではなく、助け合うことで生まれる強さが描かれています。
チェイサーも一時的に共闘はしてくれたものの、残念ながら雑魚退治メインでした。その代わりといってはなんですが、普段戦闘に参加しない霧子もトライドロンを操ってドライブの必殺技に一役買ってくれました。自動操縦で良いだろとか言わない(汗。
そんなこんなで一段落かと思いきや、メガヘクスが襲来し、ZZZのボディを取り込んで更に強化。そしてMOVIE大戦フルスロットルへ・・・
「MOVIE大戦フルスロットル」
鎧武KW「何だあんた、タイヤなんか引っ掛けて!」
ドライブ「俺は仮面ライダードライブ!」
鎧武KW「あぁ」
感動の対面だというのに、非常にまったりとしていて笑いました(笑。その後の掛け合いも面白く、予想以上にこの2人の組み合わせが面白かったです。鎧武がドライブとベルトさんの会話を見て驚く場面は、ダブルとオーズのMOVIE大戦を思い出します。腕が喋るのも相当ですが、1人の仮面ライダーから2人分の声がするのも怖い気が。
メガヘクスは鎧武たちの前にメカ戒斗を出現させ、メカ凌馬と同じく操ろうとしたものの当然失敗。CMで明かされていたとはいえ、戒斗がメガヘクスに従うはずが無いという妙な信頼感がありました。戒斗が紘汰に「俺に勝って手に入れた未来だ。意地でも守って見せろ!」と言って肩を叩くシーンは胸が熱くなります。自分に勝った男を認め、その男が手にした未来を守るためにも戦ってくれた戒斗の姿は、最後までかっこよかったです。
戒斗のみならず、今回はなんとハートやブレン、チェイサーまでもが、メガヘクスが生み出したインベスやロイミュードを倒す戦いに参加!これにはかーなーり驚きました。オーズの映画でグリードたちがメダルを渡してくれた時のように、こうした敵との共闘はいつ見ても良いものです。互いの利害が一致した上での共闘となりましたが、敵幹部のラスボスクラスが手を貸してくれるって、そうとう凄い状況ですね。
そして戦いの中、メガヘクスに再生能力を超える攻撃を叩き込むべく、ドライブはタイプフルーツに、鎧武はドライブアームズにそれぞれ変身。オレンジの鎧ではなく、オレンジの笠というアイディアも面白いですね。鎧武は昨年のウィザードアームズの例があったので心配でしたが、今年はきちんと活躍してくれました。額の飾りもドライブのマークに変化しています。
互いに互いの武器の使い方を教えあう光景も良かったですし、最後はフルーツタイヤを装備したトライドロンに乗って、メガヘクスの母星へ!「ロイミュードを取り込んだから、『コアを破壊されると死ぬ』という弱点も取り込んだ」とのことで、メガヘクスが大失敗を犯していたことが明らかに。
機械化された星の上での戦いでは、とにかく鎧武がやかましい(笑。劇場限定フォーム?のままだと車に入れないから通常フォームに戻り、シートベルトのつけ方を教わり、後ろから追っかけてきているからアクセルを踏めだのなんだの・・・そこには始まりの男ではなく、葛葉紘汰の姿がありました。うるさかったですが、ここまで掛け合いが多いのもなかなか無いので良かったです。タイヤがフルーツであることを利用して、フルーツ果汁をしぶかせるのも面白い。この局面で「機械は果汁に弱いもんな」という発言もなかなかできるものではないでしょう(笑。
ラストは互いにそれぞれの世界へ。今度は紘汰と舞も仲間たちに別れを告げる時間を得たようで、進ノ介と霧子、ベルトさんはまた騒がしい日常に戻っていきました。
そしてちょくちょく姿を見せていたドライブにおける2号ライダー、仮面ライダーマッハ。なかなかカッコいいのですが、本当に何しに出てきてたんでしょうね?メリーゴーランドの近くから走り去るシーンは、もう少しかっこよくならなかったのだろうか・・・
とまぁ、そんな感じのMOVIE大戦フルスロットルでした。「自身の強さ」を発揮するメガヘクスやルパンに対し、「助け合うことで生まれる強さ」を見せ付けた鎧武とドライブ。1人では敵わない敵もいるし、時には間違いも犯してしまうかもしれない。メガヘクスのように単一のシステムとして融合をすれば意見がぶつかり合うことも無く、全員が同じ方向に向かえるでしょう。
しかし人それぞれが持つ個性とは可能性であり、共に助け合うことで壁を乗り越え、時には道を正してくれる。互いにぶつかり合い、認め合うことで、1人では見つけられなかった道も切り開けてくる。そんなことが描かれた映画だったと思います。ドライブ編のミステリー要素が微妙だったのは残念ですが、今年も楽しめました。
そして
「仮面ライダードライブ 第0話 カウントダウンtoグローバルフリーズ」も見ました。
こちらはその名の通り、グローバルフリーズが起こるまでの間の進ノ介&早瀬、霧子、プロトドライブ、ロイミュードの行動がおよそ15分間に集約されている映像です。進ノ介と早瀬がとある事件の犯人を追い詰めたものの、犯人に目をつけていたロイミュード005が犯人を逃がし、犯人をコピーした後に殺害しようと試みる。しかしプロトドライブとベルトさんがそれを食い止め、敵の残したバイラルコアから、ロイミュードたちがグローバルフリーズを発生させようと試みているのを知り、そして戦いへ・・・
プロトドライブの変身前の姿は出ませんでしたが、その声はどう聞いてもチェイス!予想が当たっていたっぽいので嬉しいです。「仮面ライダー」と呼ぶことにも納得がいきました。
しかし、となれば何故ベルトさんはその事を伝えないのかという疑問も残ります。一緒に戦っていたのなら、変身前の姿や死んだかどうかも察していそうなものですが。ハートに敗北した後に、シフトカーにベルトさんを託して逃亡させたのかな?まだまだ謎は深いままです・・・
進ノ介と早瀬の捜査に関しては、進ノ介は犯人に近づこうとした際に誤って工具を落としてしまうのですが、その音を早瀬がタイミングを合わせて拳銃を放り投げたことにより、上手く掻き消してくれました。この発想、チョーイイネ!親友であり相棒でもあるということを感じさせられる、息のあったコンビプレーでした。
謎は1つ解けたものの、まだまだドライブは始まったばかり。マッハ登場も楽しみです。
「仮面ライダー鎧武 進撃のラストステージ」
舞と共に遠く離れた星で平和に暮らしていた紘汰だったが、突如機械生命体のメガヘクスが現れ、舞は捕らえられてしまう。メガヘクスはヘルヘイムの侵略を機械化によって乗り越えた存在であり、紘汰たちの星をも「メガヘクス」のシステムの一部として組み込むべく、融合を始めてしまう。紘汰は鎧武極アームズに変身するも、戦いの中メガヘクスは紘汰の記憶を読み取り、次の狙いを地球に定めた・・・
紘汰たちとは異なる方法でヘルヘイムの脅威を脱したメガヘクス。あらゆるものを「メガヘクス」というシステムの一部として組み込み、更なる進化を求める機械生命体が今回の敵となりました。各々強烈な個性を発揮する鎧武チームと、「個」という存在の無軌道さを良しとしないメガヘクスとの対立が描かれています。
当初は光実1人しか変身できない状態でしたが、メガヘクスやメガヘクスが作り出したメカ黒影、デューク・ドラゴンフルーツアームズとの戦いの中で、メカ黒影が持っていた戦極ドライバーを奪取。更にキウイロックシードやローズアタッカー、果てはメロンエナジーロックシードなど、凌馬に「抜け目が無い」と言われるだけあって準備万端でした。
捕らわれの身ながらも、ロックシードを授けてくれた舞と、光実が奪った戦極ドライバーによって、貴虎は久々に斬月に変身!さすが呉島主任だ!復興作業現場の主任姿も似合ってます!(笑。
斬月メロンアームズでデュークDFを撃破すると、メカ凌馬からは「さすがは私が『一度は』見込んだ男だ」という言葉を送られていました。メカになっても凌馬が相変わらずだということが良く分かる散り際でした。次はクローン凌馬にニセ凌馬、凌馬インベスのどれがくるのでしょう。
で、メガヘクスに追い詰められて大ピンチの時に、貴虎はメカ凌馬が使っていたゲネシスドライバーを使用し、斬月・真メロンエナジーアームズに変身。この時の貴虎は頭部以外が斬月・真のスーツを着ており、「世界を蝕む悪意には二度と屈しない!」という台詞も相まって非常にカッコいいのですが、その後の電子音声の「ソォダァ・・・」が、まるで「そうだ!」と相槌を打っているかのようで笑いました(笑。
呉島兄弟の活躍により舞を、極ロックシードを取り返したことにより紘汰も復活し、逆転開始。本編では見られなかった鎧武極アームズ、龍玄ブドウアームズ、斬月・真メロンエナジーアームズの共闘が繰り広げられました。味方だったり敵だったりしながらも、最終的には同じステージに立って戦う3人はとてもカッコよかったです。
トリプルライダーキックで粉砕したかと思いきや、大量のメガヘクスが出現したところでドライブ編へ。
「仮面ライダードライブ ルパンからの挑戦状」
ロイミュードのみならず、世間を騒がす存在・怪盗アルティメット・ルパン。その正体はゾルーク東条であり、彼は強化ロイミュード・サイバロイドZZZの肉体に自分の意識を移し、不老不死の体と重加速を操る能力を手に入れた。
元々ZZZはベルトさんがベルト以前に自分の意識を移し変える候補として作っていたものだが、当時のベルトさんでは精神力が足りずに断念し、結果ドライブドライバーに意識を移すことになったのだ。
東条は精神力が足りないベルトさんと、そんな彼に力を与えてもらわなければ戦えない進ノ介が変身する仮面ライダードライブが、今や人々の英雄として振舞っていることを許せなかった。進ノ介もベルトさんを侮辱されたことに怒りを燃やすも、東条は何とブレイクガンナーのデータまでコピーしており、ルパンガンナーを用いて仮面ライダールパンに変身。チェイサーを退け、ドライブをも敗北に追い込み、更にドライブをかばってベルトさんは機能停止に追い込まれてしまう・・・
「仮面ライダー史上最大のミステリー!!」・・・最大?(汗。ミステリー要素はさておいて、進ノ介とベルトさんの熱い掛け合いが見られるのがドライブ編の魅力だったかと。一度は機能停止に追い込まれ、進ノ介も戦う気力をなくしてしまったものの、シフトカーたちにも励まされて再発進。ルパンがある人物に化けていたことを見抜きました。何故それを見抜けたかといえば・・・普段からイチャイチャしてた結果じゃないですかね(笑。
ドライブやチェイサーを退け、仮面ライダーという名前を奪ったルパン。しかしその名前を取り戻すべく進ノ介は再びベルトさんと共にドライブに変身。壊れても何度でも動き出す。それは進ノ介がドライブに選ばれた理由でもありました。考えてみれば、紘汰も何度挫けても立ち上がり、未来を掴み取りましたから、そういった点では2人とも似通っているのかもしれません。
ルパンを倒すべく賭けに出る進ノ介に、出会った頃からそのつもりだとベルトさん。足りない部分を補い合い、共に助け合って平和を守っていく。鎧武編の紘汰たち同様、1人の強さではなく、助け合うことで生まれる強さが描かれています。
チェイサーも一時的に共闘はしてくれたものの、残念ながら雑魚退治メインでした。その代わりといってはなんですが、普段戦闘に参加しない霧子もトライドロンを操ってドライブの必殺技に一役買ってくれました。自動操縦で良いだろとか言わない(汗。
そんなこんなで一段落かと思いきや、メガヘクスが襲来し、ZZZのボディを取り込んで更に強化。そしてMOVIE大戦フルスロットルへ・・・
「MOVIE大戦フルスロットル」
鎧武KW「何だあんた、タイヤなんか引っ掛けて!」
ドライブ「俺は仮面ライダードライブ!」
鎧武KW「あぁ」
感動の対面だというのに、非常にまったりとしていて笑いました(笑。その後の掛け合いも面白く、予想以上にこの2人の組み合わせが面白かったです。鎧武がドライブとベルトさんの会話を見て驚く場面は、ダブルとオーズのMOVIE大戦を思い出します。腕が喋るのも相当ですが、1人の仮面ライダーから2人分の声がするのも怖い気が。
メガヘクスは鎧武たちの前にメカ戒斗を出現させ、メカ凌馬と同じく操ろうとしたものの当然失敗。CMで明かされていたとはいえ、戒斗がメガヘクスに従うはずが無いという妙な信頼感がありました。戒斗が紘汰に「俺に勝って手に入れた未来だ。意地でも守って見せろ!」と言って肩を叩くシーンは胸が熱くなります。自分に勝った男を認め、その男が手にした未来を守るためにも戦ってくれた戒斗の姿は、最後までかっこよかったです。
戒斗のみならず、今回はなんとハートやブレン、チェイサーまでもが、メガヘクスが生み出したインベスやロイミュードを倒す戦いに参加!これにはかーなーり驚きました。オーズの映画でグリードたちがメダルを渡してくれた時のように、こうした敵との共闘はいつ見ても良いものです。互いの利害が一致した上での共闘となりましたが、敵幹部のラスボスクラスが手を貸してくれるって、そうとう凄い状況ですね。
そして戦いの中、メガヘクスに再生能力を超える攻撃を叩き込むべく、ドライブはタイプフルーツに、鎧武はドライブアームズにそれぞれ変身。オレンジの鎧ではなく、オレンジの笠というアイディアも面白いですね。鎧武は昨年のウィザードアームズの例があったので心配でしたが、今年はきちんと活躍してくれました。額の飾りもドライブのマークに変化しています。
互いに互いの武器の使い方を教えあう光景も良かったですし、最後はフルーツタイヤを装備したトライドロンに乗って、メガヘクスの母星へ!「ロイミュードを取り込んだから、『コアを破壊されると死ぬ』という弱点も取り込んだ」とのことで、メガヘクスが大失敗を犯していたことが明らかに。
機械化された星の上での戦いでは、とにかく鎧武がやかましい(笑。劇場限定フォーム?のままだと車に入れないから通常フォームに戻り、シートベルトのつけ方を教わり、後ろから追っかけてきているからアクセルを踏めだのなんだの・・・そこには始まりの男ではなく、葛葉紘汰の姿がありました。うるさかったですが、ここまで掛け合いが多いのもなかなか無いので良かったです。タイヤがフルーツであることを利用して、フルーツ果汁をしぶかせるのも面白い。この局面で「機械は果汁に弱いもんな」という発言もなかなかできるものではないでしょう(笑。
ラストは互いにそれぞれの世界へ。今度は紘汰と舞も仲間たちに別れを告げる時間を得たようで、進ノ介と霧子、ベルトさんはまた騒がしい日常に戻っていきました。
そしてちょくちょく姿を見せていたドライブにおける2号ライダー、仮面ライダーマッハ。なかなかカッコいいのですが、本当に何しに出てきてたんでしょうね?メリーゴーランドの近くから走り去るシーンは、もう少しかっこよくならなかったのだろうか・・・
とまぁ、そんな感じのMOVIE大戦フルスロットルでした。「自身の強さ」を発揮するメガヘクスやルパンに対し、「助け合うことで生まれる強さ」を見せ付けた鎧武とドライブ。1人では敵わない敵もいるし、時には間違いも犯してしまうかもしれない。メガヘクスのように単一のシステムとして融合をすれば意見がぶつかり合うことも無く、全員が同じ方向に向かえるでしょう。
しかし人それぞれが持つ個性とは可能性であり、共に助け合うことで壁を乗り越え、時には道を正してくれる。互いにぶつかり合い、認め合うことで、1人では見つけられなかった道も切り開けてくる。そんなことが描かれた映画だったと思います。ドライブ編のミステリー要素が微妙だったのは残念ですが、今年も楽しめました。
そして
「仮面ライダードライブ 第0話 カウントダウンtoグローバルフリーズ」も見ました。
こちらはその名の通り、グローバルフリーズが起こるまでの間の進ノ介&早瀬、霧子、プロトドライブ、ロイミュードの行動がおよそ15分間に集約されている映像です。進ノ介と早瀬がとある事件の犯人を追い詰めたものの、犯人に目をつけていたロイミュード005が犯人を逃がし、犯人をコピーした後に殺害しようと試みる。しかしプロトドライブとベルトさんがそれを食い止め、敵の残したバイラルコアから、ロイミュードたちがグローバルフリーズを発生させようと試みているのを知り、そして戦いへ・・・
プロトドライブの変身前の姿は出ませんでしたが、その声はどう聞いてもチェイス!予想が当たっていたっぽいので嬉しいです。「仮面ライダー」と呼ぶことにも納得がいきました。
しかし、となれば何故ベルトさんはその事を伝えないのかという疑問も残ります。一緒に戦っていたのなら、変身前の姿や死んだかどうかも察していそうなものですが。ハートに敗北した後に、シフトカーにベルトさんを託して逃亡させたのかな?まだまだ謎は深いままです・・・
進ノ介と早瀬の捜査に関しては、進ノ介は犯人に近づこうとした際に誤って工具を落としてしまうのですが、その音を早瀬がタイミングを合わせて拳銃を放り投げたことにより、上手く掻き消してくれました。この発想、チョーイイネ!親友であり相棒でもあるということを感じさせられる、息のあったコンビプレーでした。
謎は1つ解けたものの、まだまだドライブは始まったばかり。マッハ登場も楽しみです。