仮面ライダーガヴ 第26話「怒りのぷっつんプリン」

仮面ライダーガヴ　第26話「怒りのぷっつんプリン」

　「ガヴのアイスケーキの力！」OP後の提供画面でネタバレ喰らうとは思わなんだ。

　さて、自身のチャンネルをグラニュート・ル・ビートルに乗っ取られてしまった浩二くん。自身のチャンネルで勝手をされて「死んだ方がマシだ！」とまで苛立っていましたが、そんな浩二に怒りを露わにするラキア。身内が亡くなる辛さを知る者として、軽々しく吐いて欲しくない言葉だったことでしょう。
　当初は浩二を心配しつつも踏ん切りがつかないラキアでしたが、「うちはね。みんなを幸せにしたくてやってんだ！」と浩二のみならず、ラキアの幸せを願って幸果さんの業務命令で決心がついた様子。マジでこの人がいなかったら色々詰んでいる気がしてならない。本当に良い活躍するよなぁ、幸果さん。
　浩二もまたチャンネルを「嬉しい場所」にしたくて頑張っていた。幸果さんや浩二がみんなを、そしてコメルが兄を思って食べ物を分けてくれたように、誰かを幸せにしたいという気持ちは人間もグラニュートも同じ。「大事なものを奪われた上に、侮辱までされる気持ちは分かるからな」と浩二に寄り添い、差し出されたプリンを食べつつ浩二を暖かい目で見つめるラキアからは、彼の心境に大きな変化があったことが伺えます。

　そして決着の時。怒りのラキアは制限時間が来ようとも何度も繰り返し透明化を発動。徐々に透明化の時間が短くなる＝体の負担も厭わずに使用し続けるのが、ラキアの浩二の大事なものを絶対に取り戻すという強い意思が感じられて大好きです。
　また、ショウマはブリザードソルベに変身しつつ、新たにアイスケーキの剣（ガヴホイッピア）を会得！アイスケーキでまた別のフォームもあるかな？と思っていたら、なるほどこう来たか！ガッチャードもそうでしたが、登場してから時間が経った武器を再度使ってくれるのは嬉しいです。ソフトクリームっぽい感じになったホイップ兵たちのデザインも良いですね！ただ、そうなるとケーキングフォームを今後どのように活躍させるのかが気になるところ。


　ラキアの心境に大きな変化が訪れた良い話でした……が、一方絆斗は衝撃の事実を見てしまうことに。幼い頃に母親は連れ去られて闇菓子の材料、恩人も同様。友人がグラニュートである一件は乗り越えたものの母親絡みの件はまだ受け止めきれない。そんな時に……絆斗の精神がえぐられ続けるこの展開。まだ「二エルブから借り受けている」説が無いとも言い切れないものの、救いは無いんですか？更に更に、情報が公開されていたとはいえ、まさかまさかの……というところで、何で次週休みなんですかねぇ！？！？