♪Re-birth♪ 作詞:川江美奈子

2018-03-11 17:00:36 | 日記
明菜さんのアルバム「FIXER」から。

好きな歌詞は、

♪生きていく
ただそれだけを
私は選ぶよ

あなたに返せるものは
愛しかないのだから♪

今年は、明菜さんの曲から選ぶと決めていたので、曲を探していたんですが、いかんせん復興支援ソングになり得る曲が…、ほとんどない

m(_ _)m

ただ見つけられていないだけかもしれないが…。

歌詞だけだと、復興支援ソングになり得る曲は他にもあるにはあるんですが、聴いてもらうとなるとやはり曲調も大事になってくるので、この曲が一番相応しいと判断しました。←偉そうやな!

この曲は、まさに復帰した明菜さんのために書かれた歌詞でもあるけど、この曲が一番聴いていて勇気付けられるかな〜?と思いました。

なんせ、もうね、長期療養から頑張って復帰した明菜さんの存在自体が復興支援のエナジーですよ!

ファンの皆さんに歌を届けようとしている明菜さんの姿こそ、勇気を与えてくれます!

本当はね、ディナーショーだけでなく、ライヴで被災地の方々にナマ歌を届けてほしいのですが、それをするにはもっと体力が必要になるので、まだまだ時間がかかるかな???年にワンシーズンだけでもディナーショーがあるだけで充分!

明菜さん、マイペースでいいから、無理せず程々に頑張ってね!!!


以前にも書かせていただきましたが、このアルバム「FIXER」自体が本当に完成度が高いので、

是非とも、レンタルでもいいので聴いて頂きたい!!!←じゃあ、ヨウツベでも貼り付けろよ!

m(_ _)m

本日の番外編

2018-03-01 23:23:32 | TAKARAZUKA
(一旦アップしましたが、誰もアップしていないので公演終了まで保留させてもらいました。)

はーい、映画を観た後、マグノリアホールに行ってきました!

逸翁コンサート~祝50回記念スペシャルⅡ~-剣幸×こだま愛 with 未沙のえるー

我が青春時代の月組トップさんのウタコさんとミミさん、そして当時、月組のお笑い専科m(_ _)mいいえ、エンタテナーのマヤさんの夢の響宴!

いや〜、もう30年前にタイムスリップしたよ!

歌い方は変わっているけど、醸し出す雰囲気は昔のまんま!!!

サイコォーッ!!!!!の約2時間でした。

もちろん、このお三人さんが出演した生の舞台は1作しか観てませんが、テレビでは、オカンがウタコさんのファンだったから沢山観させてもらってます!その時は、ワタクシはアンチ宝塚でしたが…m(_ _)m

今日は、オカンの分も楽しんできました!!←お前はマザコンか!?(笑)

いや、ホンマに凄いわ、宝塚は!(笑)

やはり、お笑い専科のマヤさんがいるから、トークが大爆笑もん!もっと失敗談が聞きたかった!

ウタコさんは、なんだかんだで毎年拝見させて頂いてますが、生ミミさんは、花組のミーマイ前夜祭以来?梅芸のOG公演でも拝見してますが、間近で拝見したのは、今回が初めて!

さすが、とんちゃんとヤンさんと同期だけあって、素のミミさんは…、

こんな小動物キャラだったっけ???こんな天然さんだったけ???と思わすくらい、動作も顔の表情もリスのような動きでビックリしました!(笑)m(_ _)m

私のイメージは、優等生のイメージだったのにな〜

m(_ _)m

でも、歌っている時のミミさんは、やはり、とんちゃんとヤンさんの同期だけあって、憑依型の女優さんだから、一曲一曲が違う人物が歌ってる感じでした。魂の込め方が素晴らしい!!!

ミミさんは、本当は、帝劇でヒロインが出来るくらいの逸材で、宝塚現役時代から大人の女性からそうでない役まで変幻自在に演じられる女優さんだと思って見てましたが、今回ウタコさんの話を聞いて、実は、元々はそうではなかったようなことを言っていて、本人もそう言われていてビックリしました。

私が何度もビデオで観た、ミミさんの藤壺、梅川、マルガレーテ、おみつ、エステラは、それはそれはもう名女優の演技ですよ!!!それはもう大熱演ですよ!!!マルガレーテの狂気は最高!!

だから、最初はそうじゃなかったこと、サリーが素のミミさんに近かったことを聞いて、30年の時を経てビックラポンでした!(笑)

今回、間近で歌うミミさんを拝見させてもらって、ミミさんでピアフが観たくなった!ミミさんの狂気が観たい!特にマルセルとの出会いと
別れのシーンなんて最高の狂気シーンが観れそうじゃないですか???プロデューサーさん??←誰に言ってるねん!?

誰か、企画して!!!m(_ _)m


そこにきて、マヤさんは、名脇役さんなので、マヤさんのパーチェスターの歌は、今回1番、いや、私がマグノリアホールで今まで聞いた歌の中で1番のショーストッパーでございました!あんな大拍手は今までなかった!ホンマ、トップスターを食う名脇役です!(笑)

生パーチェスター、本当に最高でございました!!!

ウタコさんは、いつもいつもそうなんですが、ウタコさんが紡ぐ言葉には沢山の愛が込められていて、毎回毎回癒されます。オカン、ウタコさんのファンになってくれてアリガトよ!と言いたいくらい素晴らしい人格者だと思ってます。

時折聞こえる、ウタコさんの関西弁もなかなかの癒し効果あり!(笑)

ウタコさんのJAZZ、迫力がありました。斉藤和義さんの歌はほんと愛情表現が直球な歌詞なので、ウタコさんが歌うと斉藤さんの歌でなくなるのが不思議。さだまさしさんの♪奇跡♪もね、ウタコさんの曲にしか聞こえない。

話は変わり、当時の月組は、本当、芝居の月組さんだったから役の掘り下げ方が上手いんよね!専科クラスの上級生も多かったから、作品に厚みと深さが出るんよね。

そう、以前、峰さを理さんの宝塚現役時代のビデオを見てビックリしたのが、脚本自体はイマイチなのに峰さんが演じると作品が化けるんよね。峰さんが演じるだけで作品が正当化されてしまうんよ。早い話が、良くも悪くも峰さんのオーラでストーリーが入ってこない。峰さんが醸し出すオーラが作品を輝かすんよね!

アラが目立つ脚本が、峰さんが演じることで、アラを隠すというか、アラがアラでなく、ちゃんとそれなりに役割を担うようになるのが本当に凄い力技だと思う。特に「哀しみのコルドバ」。峰さんが演じたら、ストーリーのアラなんてどうでもよくなってしまうくらい、峰さん演じると、負の要素をかき消してしまうんよね。

と、同じくらい、当時の月組も作品の完成度は凄く高かった。脚本はイマイチでも掘り下げ方一つでホンマ名作に化ける。「恋と霧笛と銀時計」がその一例です。脚本はイマイチでしたが、公演は、最高ではありませんがm(_ _)mなかなかの出来でした!

以前にも書きましたが、イマイチ作品を名作にできるトップコンビこそ、本当のゴールデンコンビと言えると断言します。

ホンマ、ウタコさんのとミミさんのコンビはゴールデンコンビです!そのゴールデンコンビを30年経って拝見させて頂き、私以上にオカンが喜んでいると思う!

歌もトークも本当に最高でした!

あ、今回は初日でまだまだ公演があるのでセットリストは載せません。一部載せてますが、ごめんなさいm(_ _)m

マグノリアホールってホンマ不思議な空間。って以前に、抽選の当選確率は低いけど、あの広さ?狭さで破格のチケット代でトップさんを間近で拝見させてもらえるなんて、ホンマに関西に生まれて良かった!マグノリアホール様様ですm(_ _)m

いつかいつか、カリンチョさん&トモちゃんでマグノリアコンサートして欲しい!!!

支配人の朝峰ひかり様、アプローチ宜しくお願い致しますm(_ _)m

あ、今回珍しく、キンさん、コーラスされてました!綺麗なソプラノでした!

そうそう、マグノリアホールに行く前に、福助堂に寄っていつものイチゴ大福を購入!ここのイチゴ大福最高に美味い!まじオススメ!










「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」

2018-03-01 20:08:13 | ニコール・キッドマン
いや〜、プロット的には舞台化も出来るくらい面白い脚本だった!

久々に、邦題のつけ方が上手い!と思った。

南北戦争下の物語なのに、オリジナル作品もはるか昔なのに全く古臭さを感じなかった。

コレ、ラースが監督したらめちゃエログロになりそうな題材でしたね。

ということで、今年初ニコール作品、去年のカンヌでも話題だった、私にとっては実は初ソフィア・コッポラ作品を観てきました。

よく出来た脚本というよりかは、単純に面白い脚本でした。私にはね。

女性しかいない女学校に、彼女らにとっては敵の、北軍(ヤンキー)の負傷兵がやってくる。
ヤンキーは、南部の女性をレイプすると恐れられている輩ども。

彼女らは、その負傷兵の足の傷を治し、匿うようになる。やがてその負傷兵に女性としての欲望が目覚め…。

いや〜、レイプすると恐れられている北軍の負傷兵に恋心を抱く…。負傷兵にとっては逆ハーレム状態なわけだよ。そこに女性同士の確執が…。

こう書いたらやらしいけど、ラースが監督したらもっとリアルにエロい作品になってたと思うよ(笑)

ソフィアは女性の監督だから決してリアルなエロさは…、そんなにない。だから、エロを期待するとガッカリするとは思うけど、女性目線で描いているから女性受けはイイと思う。

ソフィアが描いた欲望の目覚めは、もっと純粋なもの。

性の解放だけでなく、南北戦争下の閉塞感からの脱出。自分の身を守るためには、男より長年築き上げた絆を大切にする女性ならではの関係性。枠の外に飛び出したいが、枠の中に収まってしまう深層心理。理不尽で不条理な世界観?の中にある道理を描いていて、ホント面白い脚本だと思った。

レイプすると恐れられている敵軍の…、というのがこの作品のミソで、きのこがキーアイテム。

で、ニコールの役処は、女学校の園長。だからそれなりに…負傷兵に刺激を受ける。決して言葉では説明しない、心の奥に潜む欲望を見事に表現してました。

負傷兵を助けたい想い。コリン・ファレル演じる負傷兵目線だと、その想いは復讐とも取れる園長の決断。

女は怖い!と思うか、負傷兵はアホやな!と思うかは観客次第な見せ方なので、ホント上手いと思った。説明セリフがないだけに、登場人物の心理を読み取る作業こそがこの作品の面白味かな?と思った。

「パーティで〜」ではキュートな宇宙人役だったエルの今回の役は、それはそれは見事な小悪魔的役柄。見事な化けっぷりでした!将来が本当楽しみな女優さんです。

ソフィアの作品には欠かせないキルスティン。この人もなかなかの天才的女優さんやね。こんなこと書いたら失礼だけど、人相ってめちゃ役柄に影響を与えるのに、キルスティンは見事にマイナス要素をプラスに変えたね。素晴らしい!

次作でもニコールと共演しているコリン。予告トレーラーを観る限り、次作の役柄がなかなかのオッサンぶりですが、今回は、乙女たちに欲望を目覚めさせる役柄なので、それなりにイケメンでした(笑)

子役の女の子たち。作品においては、登場人物としてはめちゃ癒しの存在なんだけど、ストーリー的には、子役に…な内容なので、観客としてではなく大人の人間目線で見ると複雑。まさにこの壁紙のシーンです。


本作は、予告トレラーにはあって、本編にないシーンがありましたが、予告トレラーを見てたら、結局そういうことね…と思わせるシーンだったことに気付くはず。あのシーンは、説明セリフのシーンになるのでカットして正解だと思った。

今、予告トレラーを観て気付いた、戸田女史と翻訳が違う!!!

マジかよ!?

コラッ、配給会社!!

ということで、もし、この作品をご覧になる方は、先に予告トレラーをご覧になってからをオススメします。

小さいけど、パンフレットもオススメ!これはナイス配給会社!

今日のまとめ:今日、早く起きられたら、せっかくの映画の日なのでもう一本観たかったですが、次回にお預け!