この国の実際は、どっちなんだろう、若い女の子が大声でわがもの顔でカッポする平等の社会、そして、こういうアタマごなしのやり方が横行してしまう社会、そこには、権威の横顔がチラチラする、権威の当主としての祭主はいいが、必ず、これに群がる利権の亡者や権力の亡者がいる、その末端が、町の名士で、お昼からら時価のスシをつまみ、一合900円の酒をたしなむ、その店のとなりの吉野家では一杯280円の牛丼をかきこんでいる、
「きょうから300えんだって、かんべんしてくれよー」
悪ビョードーでイライラし、特権クラスのオーボーにキリキリ、左にふれた振り子が右にもどる、どっちもどっちだ、
「ややこしいねー」
これから、どうなるのだろう。