The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

明治は祭政社会か 5

2014-04-17 04:07:41 | Weblog
                 
 ドイツ話し、つづく、
 「ヒトラーの病気については触れたが、ちょっと気になることがある」
 「ほほう」
 「ひとつは、彼らの優生保護法の実験、アーリア人種は人類最高だと信じた彼らは、容姿容貌にすぐれ、頭脳と運動能力にめぐまれた男女を結婚させ、優秀なアーリア人種の子孫の生産を試みた」
 「”Newsweek”が特集を組んだことがある」
 「見たんだ」
 「ああ、おもくろい、いや、おもしろい」

 「だが、その後、ノーベル賞クラスの学者やオリンピックの金メダル‣レベルの若者が出たという話しは伝わってこない」
 「そこだね」
 「遺伝子だけではダメということだろう」
 「ナチスの子供たちには、風当たりが強かった、それこそ、差別された」
 「今のネット社会なら、どうだったろう」
 「おもしろいなあ」
 「アメリカの大学図書館にアクセスして、貴重な資料を閲覧できる」
 「そういうグループが出てきている、たしかに」
 「ふふふ、ひとつの文化、いや、文明が誕生する可能性が、なくはない」

 「まだ、あるんじゃあないのかな」
 「ナチスの科学者たちが、ミョーな研究をしていた」
 「チベット仏教の神秘主義かな」
 「今まで、たんなるオカルト趣味ぐらいに考えられてきたが、どうも、それだけではなさそうなのだ」
 「ナチスは、学問を冷遇することはなかった」
 「そうだったね、フロイドはユダヤ人だが、ユングはドイツ人、潜在意識の研究は温存された」

 「オカルトでないのは、なにかな」
 「そのひとつが、UFOだね、UFOの開発、この研究はアメリカに渡る、アメリカ政府は、それをカモフラージュ するために『UFO宇宙人説』をframe up(でっち上げ)したんだな」
 「1950年代には、しきりに出没していた」
 「オモテに出ることは、いつの時代だって、ほんの一部だよ」
 「電子レンジやステルス戦闘機は、その研究にヒントを得たのかな」
 「かもね」