The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

4月2日の明治神宮 下

2014-04-05 08:58:42 | Weblog
                        
 いつも行くカフェはテラスから原宿の十字路が見下ろせる、ところが、テラスの入り口に「カタヅケのため入れません」という張り紙、
 「はてな」
 当局の指導ではあるまいか、しかたない地下鉄の駅に向かう。

 道の左側にカフェ、ブレンドが450円、
 「特別な製法なんです」
 一口、ゴクリ、なんのことはない、スタバのケニアのほうがいいくらいだ、450円はたかいなあー、センの細い女店員に、
 「タイヘンな警備だったよ、あそこまでやる必要はあるのかな」
 「なにがあったんです」
 「両陛下が来ているらしい、まったく知らなかった、新聞やテレビで報道したかな」
 すると、
 「いつも、トツゼンなんですよ」

 国技館で相撲を見たが、受付で持ち物検査、なかに入って天覧相撲であることを知らされた、前の列に黒人女性がいたのだが、皇后陛下にハクシュ・ハクシュ・ハクシュ、黒い顔を真っ赤にしていた、意外な発見だった、

 なにやら、日本の社会が動き始めているようだ、政府の切れ者は、この動きをどう利用するのか、ところで、こういった重要な行事に参加できるのは崇敬会のメンバーなのだが、崇敬会は、地方の名士や資産家・県会議員たちで構成されているようだ。

 この国の保守層の中核ということになる、神宮の休息所で彼らを観察する機会があった、ものを考えていない・ものを考える習慣がない、いや、ものを考える能力が欠落している、そんな人たちがいた、きっと先祖代々の名家に生まれて、恵まれすぎているんだろう、左のインテリがバカにする理由かもしれない。

 どっちもどっちだ、左に揺れた振り子が、右に揺れているのだろうか、ほどほどのバランスがほしいものだ。