やがて、西日本に政権が成立し、この列島を支配していく、彼らに、どんな正統性があったのか、ビミョウなモンダイではある。
彼らの前の出雲王朝は、列島の先住民に対して、それほど残酷ではなかったようだが、こちらは容赦(ようしゃ)しなかった、彼らは、上から目線で、土着の人々を蔑視(べっし)し、彼らを、毛人・熊襲(くまそ)・蝦夷(えみし)・土蜘蛛(つちぐも)・・・そして、各地でマタンサ・マタンサスを展開したようだ、もとより自分たちに都合の悪い記録は残さなかったのだが、それでも、「上手の手から水がこぼれる」
紀元前後に散発的にやって来て、紀元5〜6世紀に、どっとやってきた、アタマが良く行動力のあるグループ、これは、やはり遊牧民族であろう。数百人でも相当ばコトができる、さらに、彼らには頭脳集団がいた、おそらくは渡来系の中国人だろう、彼らなら人民支配のノウ・ハウに通じていたはずだ。
このパターンは現代につながり、東大の法学部が、そのライン上にあるのかもしれない。