七月の八ヶ岳は素晴らしい、縄文人が目をつけるだけのことはある、そう、いっそ、ひとおもいに、このあたりをニッポンの出発点にしたらどうか。
ごちゃごちゃした5〜6世紀より、こっちの方がすっきりしており、それに国際的だ。
古代政権の成立、いまでもはっきりしないコトが多いのではなかろうか、明治維新と同じように「秘密と謀略」の匂いがプンプンする、護雅夫さんの「遊牧騎馬民族国家」では。遊牧民族のリーダーになるためには、
「フェルトに 包まれる」
そして、天皇が即位するには、
「真床追衾(まとこおうふすま)に くるまれる」
それにしても、古代の列島の支配グループ、なかなかの切れ者たちである。
この国が、もうひとつはっきりしないのは、その出発点にモンダイがあるからで「ムリを通せばドーリ(道理)が引っこむ」・・・
この「日の本の 青い瞳」こそが、古代日本の失われた記憶を取りもどすヒントかもしれない。