
アメダスの記録によると、先週はマイナス20度が2日間続いた。
ニセコに着いて室温を見るとマイナス3度。
厳寒期はトイレと風呂場の水溜まり部には凍結防止のため不凍液を入れて札幌に帰るが、先々週は不凍液を入れないで帰ったので、心配でトイレと風呂場の水溜まり部を見たが凍ってはいなかった。ほっと一安心。
ところが、台所と風呂場の水栓が凍って動かない。水が出ない。

水栓にタオルを巻き付けて熱湯をかける。水道水が出ないため、真狩で汲んできたばかりの「羊蹄山の名水」を沸かして使う。
数分で水道水が出てきた。
我が家の基礎高は1mあり、ここから床下に寒気が伝わってくるのを防止するため、今年の冬も実施した「ももひき」をはかせることにした。
家の周辺の雪をブロック状に切り出し、基礎に沿って積み上げる。
この「ももひき」の効果で、ストーブを焚いて室温が20度になれば、以後は外が寒くても灯油ストーブの微少燃焼で20度をキープする。
トイレや風呂場に不凍液とは・・・
その一方で、室温が20度まで上がるなんて、なんてうらやましい。
我が家は丸一日石油ストーブをたいても、指先が冷たくなる温度です。(以前測ったら、とっても暖かくなって15度でした。)
家の基本的な考え方が違うんですね~
こちらは夏をいかにやり過ごすかがコンセプトかも
厚さ10cmの断熱材が、床、壁、屋根に入っており、北海道の家は寒さ対策を一番に考えて作られています。
昔は、北風の吹き込む粗末な家で、石炭をガンガン焚いて暖をとり、部屋全体を暖めていました。
その習慣が今も残っているんですね。
北海道人は、暑さにも寒さにも弱いんですよ