この夏ニセコの最高気温は32度でした。
40度にもなる内地の人から見れば笑われそうな気温ですが、北海道人は暑さにも寒さにも弱いのです。
わずか1ヵ月間ほどのエアコン利用でしたが、夏の夜、電灯に誘われて網戸を通過して侵入してくる微細な虫のためガラス戸を閉めざるを得ない我が家に取っては大変ありがたい機械です。
本格冬を前に今年も室外ユニットの落雪対策をします。
昨シーズンは吹雪の雪が室外ユニット内に . . . 本文を読む
価格が下がる時期を選んでダイキンのエアコンS22UTESを設置したのは昨年の10月。
完成時は晩秋で冷房テスト季節ではなかったのでテストは暖かくなってからと思っていました。
7月中旬からニセコの最高気温も30℃近くなってきてエアコンを使い始めました。
朝の室温は25℃位で始まり、外気温が上がり室温も27℃位になってドライ(除湿)運転開始。涼しくなったら送風に切り替え。暑くなったらまたドライ運転。 . . . 本文を読む
室外機を守る冬囲いは屋根からの落雪ですぐに埋まるので時々除雪が必要です。
ふたを開けて覗いてみると、先日の暴風雪の雪が吹き込んでいましたが、
屋根から落ちる雪塊が直接当たっている訳ではないので大丈夫のようです。
室外機本体にビニール袋でも掛けておけばパーフェクトですね。
【2018年2月7日 追記】
畑の積雪は約1.5m。今季は雪が多いです。
窓を塞ぐ雪だけ除いて、屋根から室外機に落 . . . 本文を読む
エアコン工事は専門業者に依頼して施工してもらうのが一般的であり、設置工事費は配管長が4mまで室外機は平地設置の「標準工事」単独で15,000円程度が相場のようです。
ネットで調べると真空ポンプを使わない省略工事や配管が雑な工事で見た目が悪い等を指摘する記事も多く(大部分はきちんとした工事なんでしょうが)見られます。
そんな事情を反映してか、また据付に特別な資格が不要な事もあるのか、ネットではDI . . . 本文を読む
取り付けたエアコンは冷房目的であり、来夏まで使わないので冬囲いをします。
ここは屋根からの雪が落ちて積もる場所なので、落雪の衝撃で室外機が壊れないように対策します。
屋根からの落雪対策には畑に敷いていた足場板を貼り合わせて天板を作ります。
この時期は寒くて塗装はできないので来春暖かくなったら塗装する事にします。
これを架台の上に載せて“屋根”にします。
側面にも雪の流れ込み防止用に10cm幅 . . . 本文を読む
配管内に冷媒ガスを満たす手順として、まず真空ポンプで配管内の空気を抜きます。
ガス管側のサービスポートに真空ポンプをつなぎます。
真空ポンプのスイッチを入れると真空ゲージの針が0から半時計回りに動き、配管が3mと短いせいか5秒ほどで真空状態になります。
真空ゲージは大気圧(0.1MPa)からいくらマイナスになったかを示す仕組みで、針が-0.1MPaを指しているので大気圧0.1MPa-0.1MPa . . . 本文を読む
配管接続工事のためヤフオクで真空ポンプ工具一式をレンタルしました。
内容は真空ポンプ、チャージホース、フレア工具、トルクレンチで、今がエアコン工事が少ない時期のせいか往復送料を入れて2800円で借りることができました。
なかには北海道までの配送日数が多く掛るため実質レンタル期間が長くなる事を嫌って貸さない(北海道はお断り)出品者もいます。
私は名古屋の方から借りました。
外に出た配管類の周囲をエ . . . 本文を読む
注文していたエアコンが届きました。
ダイキンのF22UTESです。
室内ユニットと室外ユニットの2個口で配達されてきました。
室内ユニットを開梱すると背中側にユニットの据付板がネジ止めされていました。
据付板を外すと、冷媒配管(2分と3分)、ドレン管、電源コードがあります。
驚いたことに2分管と3分管が接触していて別々に断熱する構造にはなっていません。
温度差がさほどなくて、それよりも外界との . . . 本文を読む
架台が出来たので設置位置にまずコンクリート基礎を置きます。
基礎を置く位置の下を掘って砕石を突き固めます。
その上に防草シートを敷いて砕石を被せて押さえます。
室外ユニットにつなぐためのアース棒を打ち込みます。
粒の細かな砕石で水平を調整しながら所定の位置にコンクリート基礎を置きます。
組み立て済みの架台を運んできて足元をネジで固定します。
室外ユニットを載せる高さは約1.2mです。
前 . . . 本文を読む
室外ユニットを載せる架台を作ります。
室外ユニットを置く位置は冬期間屋根からの落雪が多い南側であり、積もった重みで春先には氷状になり室外機を傷める恐れがあるため、なるべく高い位置に室外ユニットを設置したいものです。
2×4材長さ1.8mを使って作ります。室外ユニットは地上から約1.2mの高さに載ります。
重量22kgの室外ユニットを載せるので、基礎は1個14kgのコンクリートブロックです。
M6 . . . 本文を読む
室内ユニットから室外ユニットに冷媒配管2本、ドレン管1本、接続電線1本がつながります。
これらの配管を見た目を良くするのと紫外線防止のため配管化粧カバーを取り付けます。
配管が外に出る部分のカバーから始めます。
曲がり管(ベンド管)
ドレン水がスムースに流れるよう水平部に勾配を付けるので、90度でなく約100度の角度を付けます。
フタを被せて仕上がりはこんな感じです。
直線管は寸法を測って . . . 本文を読む
壁に配管類を通すためΦ65mmの穴開けをします。
この時の注意点は、家の間柱や筋かいに穴を開けないようにする事、壁内の電線に当たらない事、およびエアコン内の凝結水を外に排水するため外に向かって下り勾配(5mm程度)で穴を開ける事です。
8mm径で勾配案内用の穴を外壁から室内壁まで(壁厚160mm)通して開けます。
まず始めにコンクリート用ビットで窯業系サイディングに穴開け。
サイディングに開い . . . 本文を読む
木造6畳用の最低クラスのエアコンでも、フル稼働時の電流は15A(もっとも私が使わないつもりの暖房運転時ですが)流れるため、メーカーではエアコン専用の電源(配電盤から新たな専用回路を新設する)を用意する事を求めています。
我が家の場合、回路の新設は天井板をいったんはがして電線を配線しなければならず手間がかかるので、今回は物置小屋に向かう電気配線2回路のうち、集塵機用の1回路をエアコンと共用する事にし . . . 本文を読む
(パナソニックの据付説明書より)エアコン取り付けに必要な工具・材料についてはメーカーのHPからダウンロードできる据付説明書やエアコン取付に関するネット記事から情報が得られます。
【工具】
エアコン工事に使う工具類の中で特殊なものは、①壁にΦ70mm程度の穴を開けるコアドリル、②銅管を切断するパイプカッタ、③切り口をラッパ型に加工するフレアツール、④配管接続に使うトルクレンチ、⑤真空ポンプ、真空ゲ . . . 本文を読む
エアコンの機種は冷やすだけの実用本位の製品で価格が安いスタンダード機種(冷房出力2.2KWクラス 木造6畳用)の中から選定します。
日立、パナソニック、三菱電機、ダイキン、三菱重工、シャープ、富士通、コロナ、東芝を比較してみましたが4万円前後の価格で最低スペックのこのクラスの製品ではほとんど性能の違いはありません。
ちょっと心を動かされるのがシャープの「プラズマクラスター(空気清浄)が標準装備」 . . . 本文を読む