自宅のシステムのメインアンプは現在バランス化の為事務所に保管中です。バランス化が出来たと思っていましたが思わぬトラブルが発生しまして1週間ほど遅れることになりました。
そこで対抗できるレベルのアンプと言うことでVT-62ppモノアンプ×2台を持ってきて聴いています。このアンプは電球のように光りますので独特の雰囲気と発熱量がすごいです。ですが冬ですのでそんなに気になりません。夏場にこのアンプを使ったら発熱量でたまりません。冬場専用のアンプみたいな物ですが、「音質」は1級品の質感です。このアンプは基本ラインだけ配線交換していますがまだ完全なTrail仕様のアンプでは有りません。それにもかかわらず押し出しと抜けと情報量が素晴らしく多く、しかも切れが有り、ヴァイオリンの「艶」が有ります。RCA端子接続と未Trail仕様でこの音質は素晴らしいと感じています。
トランスはオールタンゴ製、出力も10Wしか有りませんがドライブ力は半端じゃ有りません。プリアンプのレベルは1~3レベル(7時の方向)までしか上げられません。SPが100dbを越えるとは言えローレベルの表現力しか楽しめません。
このアンプは1月中に①ゲインコントロール取り付け ②XLRソケット取り付けとUTC A22を使ってのバランス化 ③内部配線のTrail仕様化 を予定しています。おそらく現状のEL34ppモノアンプの能力を超えるでしょう。球自体のグレードはEL34よりはるかに高いと感じています。
トランスも真空管も良いものはサイズが大きくなるとスケール感が大きくなるようだと感じています。だからと言って845や211のサイズは・・・・???。エミッションラボ製の2A3は良い音がしそうで食指が動いています。