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● 赤とんぼ の ひとり言 ●
今日も妻と川沿いを歩いていたら、前方を歩いていた高齢のご婦人が突然、桑の実を採って食べ始めた。河川敷で延び放題に成長した桑の木は所によっては遊歩道近くまで枝を延ばしているから、フェンス越しに手を伸ばせば桑の実を採ることは容易(いことでもある
最近、この桑の実が写真のように日毎に熟するようになって、もう食べ頃の実も増えてきた
私が小さい頃にも養蚕農家がまだ多かった当市でも時には桑の実が成る木があって、果物など無かった時代には貴重な食べ物だった
おそらくそのご婦人も私と同年代で、昔その実を食べたことがあったのだろう。しかし、二回ほど採って食べるとそれで止めてまた歩き出したから、あまり美味しくはは無かったのだろうか?
空堀川の河川敷内に何故桑の木があるのかは判らないが、私たちの散歩コースで見る限り、十数本の木には相当量の桑の実が成っている
高い抗酸化作用で血液をサラサラにすると言われるポリフェノールの一種である 「アントシアニン」 は特にブルーベリーに含まれていることは有名だが、そのブルーベリーの約3倍ものアントシアニンが桑の実には含まれているとのこと
中国では桑の実は 「桑椹 (そうじん)」 という漢方薬として販売されているそうで、いろいろな効能が紹介されています
いつも歩きながら桑の実を見ていても食べる勇気は湧いてきませんが、 「桑の実ジャム」 や 「桑の実酒」 も美味しいそうです