日暮らし通信


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被害者は高齢者ばかり

2020年02月19日 10時29分25秒 | 日暮らし通信

発信元:  赤とんぼ







今は 「新型コロナウイルス」 による感染関連記事でテレビも新聞も報道が過熱しているが、いつ終息に向うのであろうか。

それとある通販会社が加工食品の 「オーナー制度」 などを利用して約2,200億円も集めて破綻した事件で元社長などが逮捕された事件も、紙面を賑わせている。

いつの世でも悪事の無くなることはないが、悪事と善事には定義が無いように思う。それは時の権力者の影響で悪事が善事に善事が悪事に変化することがあるからだが、庶民が一般的に約束事を守って生活していることの中に本当の悪事や善事が存在しているはずだ。

このような事件の背景には過度な儲け話しがあり、結局は最後に損をするのはその儲け話しに飛びついた人たちが犠牲になっている。だが集めた2,200億円? いったい何処に使ったのだろうか? 

10%の利益? と言えば誰でも興味を示すだろうが、10%の意味を吟味もせずに大金を払った人たちにもある程度の責任があるようだと私は思うのだがどうだろうか?

本当に質素に暮らしている人たちは甘い言葉に誘われて大金を使う余裕もないから、騙された人たちは意外と暮らしに余裕があるのかもしれない。

私は幸いにも 「八十寿」(やそじゅ)」 を過ぎた男で大した教養がある訳ではないが、一つだけ確かに学んだ事は 「お金を稼ぐことは大変なこと」 の教訓だった。宝くじに当れば別の話だが、儲け話しだけは要注意だと厳しく先輩たちから教わった。

この事件で逮捕された元役員には 「人間として失格」 のレッテルを貼らせてもらう。そして甘い言葉で高齢者を騙した罪は例え刑期を果たしても償いが終ることではない。

そしてその被害者たちも 「老後の貯えが無くなってしまった」 と後悔してももう遅い。儲け話しなどには耳も貸さず静かに質素に暮らしている人たちのいることを忘れないことだ。

多くの犯罪があるが、凶悪な犯罪はともかく、私が最も嫌うのは 「人を騙してお金を得る」 犯罪だ。

あの遠山の金さんだったらお白洲の吟味で 「即刻、打ち首、獄門」 と即決するかもしれない。

だが今は裁判で判決を受けても、被害者にお金が戻る可能性は低い。くれぐれも 「儲け話し」 には要注意だ。特に高齢者は。






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      写真説明:  路上のヒヨドリ

      撮影場所:  空堀川沿いにて  (2020.2.19)





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