めっきり春めいてきたが、世の中の雰囲気は残念ながら新型コロナウイルスのお陰で暗いムードに覆われている。
21日には 「緊急事態宣言」 が解除される予定だが、その後はどのように推移するのかは誰も予測しかねる状況だからコロナとの戦いはまだまだ続くことだろう。
今は不急不要の外出を控えるようにと国民の協力が求められているが、都内では夜になると若者たちの 「路上飲酒」 が続いていることに違和感を持たざるをえない。
だが日本人の多くはジイッと堪えて家で過ごしているが、一部の人たちの乱痴気騒ぎなどを民放のテレビ番組では取り上げ過ぎの感もしないでもない。
だが解除されると大きく変化して感染者数などが急増しないことを願うが、このコロナ対策は難しいからタイムリーな対策を常時施すことが責務だろう。
野党の党首などは 「コロナ対策が失敗だったら責任を取るのか?」 と、いつもの調子で総理を追求しているが、的確なコロナ対策などは浮かばないのが現状だから、文句ばかりではなく、もっと政府の施策に協力・提案する姿勢が必要なのではないだろうか?
先日、独り散歩していたら見知らぬ高齢女性から 「○○○さんですよね?」 と声掛けされた。
「いえ、違います」 と答えると 「どうもすみません」 と言われたが、どうもマスクを付けているから素顔が見えないのでその○○○さんと間違えたようだ。
確かに今は誰もがマスクを付けているから素顔が見えないので間違うのも当然だろう。
そういえばMの入浴介護には二人のヘルパーさんがくるが、昨年4月から交替したヘルパーさんは最初からマスクを付けていたのでその素顔を見たことがない。
「素顔を見せてください」 とは言えないのでそのままになっているが、以前だったらあり得ないことでもある。
かつてはマスクを付けている人は珍しかったが、いまではマスクを付けていない人を探すのも無理なように誰でもマスクと友達になってしまった。これからもそんな生活がいつまで続くのだろうか。
春到来を告げる花はいろいろとあるが、空堀川沿いでは 「ユキヤナギ」 が春を運んでくる。
私の散歩コースではユキヤナギが咲くのは二箇所、栗木橋を過ぎた左岸の植え込みにユキヤナギがほぼ満開で咲いている。
一つを見ればどれも極く小さな花だが,たくさん集まれば見事な集合体の大花となる。その純白な花模様は優雅でもあり、清楚でもある。
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