昨日は独りで空堀川沿いを散歩したが、二つの場所でカワセミを見た。一日に二度も見たのは始めてだった。
最初は野塩橋の上流100メートルほどの場所、次ぎは栗木橋と曙橋の中間辺りで、水の流れは止まったがまだ水が溜っている場所だった。
後所でカワセミを撮っていると、突然消え去った。だがすぐに1メートルほどの所に戻ってきたが、嘴には小魚を咥(えていた。
こんな小さな水の溜まり場に小魚がいるなんて信じ難いが、数日前の雨で勢いを増して流れていた時に上流から流されてきたのだろう。
捕まえた小魚をすぐに呑み込むのだろうと見ていたが、一向にそうする気配は無く、咥える位置などを変えながら弄んでいるようにも窺えた。
捕まえてから約6分後、やっと小魚を呑み込んだようだが、カワセミの本体に比べるとこの小魚も特に形が小さい訳でもないのにと、何か奇異な感じがした。
だが、この小魚? 何と言う名の魚なのだろうか?
昔、市内を流れる川には体が銀色で土地の者が 「ハヤ」 と呼んだ魚がいたが、そのハヤと似ているようにも思った。
でも空堀川の水の流れが枯れているのに、このような小さな水場でカワセミが小魚を捕るのを撮れたのはラッキーだった。
このような光景はあまり見ることができない貴重なカワセミとの出会いだった。
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