今日は11月22日、その語呂合わせで 「いいふうふのひ」 と呼ばれているが、私たちもこの日、55回目の結婚記念日を迎えた。
「人生いろいろ」 で自分の思うままに生きられないことを実感したが、このように生き永らえていることにまず感謝の気持を新たにしよう。
はっきり言うと父が短命で逝ったので、そのDNAを受け継ぐ私も同じような運命だと思っていたが、その杞憂も外れて今も歳を重ねている。
過去を振り返ってもどうにもならないが、最大の誤算はMが60代前半で病を得たことだった。
家内の事はMに任せ、家外の事は私のミッションだと二人で割り切って暮らしていたが、それが崩れて全ての事が一緒になると私も二刀流の生活を余儀なくされてしまった。
若い頃は私が病になってもMが看病してくれるだろうと漠然と考えていたが、それが見事に外れて、Mは介護される身に、私は介護する側へと大きな転換点を迎えてしまった。
でも割り切るしかない。 「介護は人生最後の仕事」 だとの説も聞いたが、正しく私はその最後の仕事で毎日を過ごしているが、それがいつ終るのか? は神様だけが知っているに違いない。
目指すのは来年の56回目の結婚記念日、そうなるように頑張るしかない。
幸いにも最近、Mの体調は安定しているようなので私にとってはそれが最大の後押しとなっている。
今日は朝から雨模様、10時前、気温は14度、雨が止んでいるが、予報は終日雨マークが並んでいる。
洗濯物は屋内の暖房がある部屋で乾かすしかない。
Mは録画した歌番組を再生して見ているが、時にはテレビ画面のテロップを見ながら、歌を口ずさんでいる。
そんなMを見ていて昨日もブログアップした大谷翔平さんのことを想い出した。
実はMと翔平さんは誕生日が同じであることを最近知った。Mに言ってもあまり関心が無いようだが、私としたら翔平さんのことをより身近に感じるようになりました。
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