コロナ禍で暗いイメージの世の中になってしまったが、それを吹き飛ばすような快挙が 「大谷翔平選手がMLBでのMVPに選ばれた」 ことだろう。
それも投票権を持つ30人の記者全員が選んだ満票での受賞だから、私は 「凄いことだ」 と祝意を送ります。
この受賞によって多くの人たちに計り知れない感動を与えたことだろう。
翔平さんは野球に必要な投・打・走の業の確かさは抜群だが、それ以上に私が惹かれるのは 「人柄の良さと礼儀正しい」 ことが当たり前のように行動の中に生きていることだった。
不利な判定を受けても嫌な顔になることもなく、ダイアモンド内に落ちているゴミを拾うなどの行為は多くの人たちに感銘を与えたようだ。
それと野球用具や防具などに対する扱いも優しさが滲みでている。
日本国籍を持つ高名な女性テニス選手も人気抜群だが、自分に不利な結果が出た時にラケットをコートに叩きつける光景を何回も見たが、私はそれを見て応援する気が失せてしまった。
ラケットは謂わば友達、結果の悪さはラケットのせいではなく、自らの技と気力の欠如が原因だからラケットを責めるなんて不甲斐ないの一語に尽きる。
確か、あのイチローさんも用具を大切に使うことがより光っていたが、翔平さんも同じように用具や防具に対する労りの観念を持っているようだ。
さて、来年の翔平さんの活躍が楽しみだが、一ファンとして望むのは絶対に怪我をしないようにとの願いだ。
私が想像するに投手として10勝以上、そしてホームランを50本以上に挑戦して欲しいが、気を付けるのは盗塁、場合によってはスライディングで怪我を負わないようにとの願いもある。
翔平さんには多くのファンからの声援があるだろうが、今年よりさらに来年の活躍を期待することにしよう。
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