そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

新!東京らーめんチャンピオン@新宿住友ビル 「THIRD SEASON」

2011-02-01 08:37:11 | ラーメン 新宿区
朝からというもの
何も食べずに
30kジョグ


胃袋の第一層が
削れるほど消耗した末に
注ぎ込むこと
昼からハイボール


脳の中枢まで破壊しながら
臨んだ先は




月に一度のお約束


FIRST SEASON
SECOND SEASONときて




3度目の正直どころか




実はイチバン
ウソツキっぽい
ラインナップの中




ほろ酔いを超えたオレだから




とても優しい目をして
漂っていたのでした





1.せたが屋
「鯛と昆布と鶏のラーメン」


一度に4つ済ませるという
鉄の掟のもと
白身から赤みを経て
トロに至るように




あくまで
美味そげという尺度ではなく
あくまで
油量という尺度のもと


お約束たる
トランスペアレントな一杯は




甘みは旨み 的
出汁濃縮の極上の一杯


おもむろに




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!


さてはいきなり
優勝候補
なんて思いきや


SECONDでは
蟹なんて入ってないのではないかに?的
超激疑惑の一杯が
まさか選ばれていたりするところから


ただイタズラに
名称と濃度の雨あられに
押し流されてしまうのが読めて
実に不憫ながらも


どこかで再び
一本立ちしているのに
再見するオレを夢想する




2.きび
「極厚チャーシュースペシャル」




一見
山形のそれをも
彷彿させるビジュアルと
肉食獣だけを
挑発するネーミング




きびの本流といえば
肉上手


上の肉だけ別皿にして
ビールを1ガロン
流し込めるほどの


香ばしさと
柔らかさと
心強さと




だけどいまさら
そこだけクローズアップしなくても
なんて
思っていた刹那




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!


驚くべくは
チーズとトマトの
イタリアンテイスト




しかるにいわゆる
トマトとチーズっていったら
そうなるしかないでしょ 的
投げやりオサレとは
二線を画し




一口目から
最後の一口まで
七色に味変していく様に
玉袋がフルえるのを止めず


うちのかーちゃんなぞは
レンゲ4本確定かも などと
残りの2杯を食べる前から




3.ラーメン 龍の家
「九州地物づくし 炙り地鶏入りとんこつ」


この店のあり方たるを
テレビで従業員を叱っている様も併せて
非常に生温かい目で見ている
我々ではありましたが




コンセプトスベりかと思いきや
思ったほどには悪くない


肉が硬いが悪くない
麺が合ってないが悪くない


ホントに悪くないのかと
問われれば
仏の気分のときだけは
おそらくたぶんは悪くない


今からでも遅くないので
宮崎地鶏炭火モモ肉的
ラーメンには合わない
硬いアレ


まるで一粒で
全人格を物語ってしまう
邪魔ボクロの様で
再考してみるのも悪くない




それより何より
この香ばしさ以上コゲ未満的
風味はなんぞと
頭をヒネらすこと数分


大砲の昔バージョン
脂を揚げたヤツの風味に
どこか近いのではないかと


ノドに刺さった
魚の骨が取れた気分でした




4.バリ男
「男の担々麺」




バリバリと
首を傾げること
表皮が弾けて
見えちゃイケナイところが
ブリムケるほど


選択理由が
把握もできない一軒は


むしろ
新進気鋭を混ぜ込むなら
オリジナルで頑張る一杯を
選ぶべきなのではと


背後のラヲタを
問い詰めたくもなる一軒であり




って
オリジナルだったので
ホッと瀉血をする様でした


担々にチャレンジはよいけれど
もやしとキャベツが
盛られることたんたんと
ニンニクの有無を聞かれた日には


バリっと気合を入れて
憤ってしまう危ないところを
ボクは生きていたように思います




ってか
かすかなシビれ的要素も
心地よいことこの上なく


なかなかもって
酒を飲ませる設定で



汁アリと汁ナシの境にある
汁ちょっとアリ


ちょっと吸っても
まだ滑る的
格好のシチュエーションにおいて




ただ
まるでガチパスタのごたる
超激汁吸いの悪い麺を持ってくるところだけが
イマイチどころか
バリバリに理解できず


余った
先ほどのスープ




龍の家なんかに併せると
もしかして
もとの両方よりイケてるのでは
なんて


おつまみにしながら
余韻に浸るには
なかなかなのでした




正直
3rdはビミョーかなって
100人いたら120人のラヲタが思っていた
昨今において


むしろ
イチバンビミョーだったのは
1stだったのではないかなと


4thっていったい
4つ目はどーなるのよと


ただ
そこだけが気がかりで


自分の中でイチバンだった
あの魚雷を再食できない悲しさが


帰宅後のハイボールを
加速させる言い訳にさせるのでした
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