赤坂ラーメン＠六本木 「タンメン」

減量に向かって走る
あのタンメンを食いに行こう




はだしのままで飛び出して
あのタンメンを食べに行こう




あたりさわりのないタンメンが
870万円とか


難解を極める
しどけないレタスとか


低血糖の折
椅子からズリ落ちそうに
なりながら


ネギ取り放題とか
味付けもやし入れ放題とか


イイことばかりじゃないけど
悪いことばかりでもない




ひとケース
入れました


横の人に
じっと見られてました


中本で換算すると
推定300万円のネギ山


別所哲也よろしく
「ネギの人」って
陰で呼ばれてるんでしょ
わかってるんだから




座るや否や無言のうちに
ネギの少ないケースを
大盛りのケースに取り換えてくれた
あの日から


ネギの人呼ばわりだなって
ちゃんと
わかってるんだから




今日もゆっくり
ネギを噛みます


一口30回
ネギを咀嚼します


TRAIN TRAIN
走っていきます
どこまでも


見えない終わりが欲しくて
見えない脂肪を燃やしまくる
終了の声を聞かせておくれよ
解禁の声を聞かせておくれよ




今日もコッソリ
もやしを乗せます


何度も何度も
もやしを乗せます


TRAIN TRAIN
走っていきます
どこまでも


世界中にさだめられた
どんな記念日なんかより
ネギ取り放題の今日は
どんなにすばらしいだろう


世界中に建てられてる
どんな記念碑なんかより
脂肪が燃えている今日は
どんなに意味があるだろう