三久＠新富町 「タンメン」

中華に合う色って

やっぱり「赤」かな

いやいや「黄」でしょう

「青」って
それはないでしょー！！

ってときに




緑がどう出るか

そして僕は途方に暮れる前に

そして僕はちょいと身構える




「挽肉タップリ」が
タンメンまでをも修飾するものであるべき

というのが
あくまで我々の常識であって




覆されるのもまた常識 という

ひき肉がワサワサーっとタンメン！！
なんて

こんなとこにいるはずもないのに的
リアルな白昼夢から
全力で目覚めながら

そして
ゆっくりと
ゆっくりと
脈拍を落としながら




ゆっくり
ゆっくりと
血圧も落とすモードに
オレを入れながら




ではなぜに
アレコレあるメニュー群から
あえてのピックアップで

「挽肉タップリ」の看板に
ほぼ無関係の
タンメンを載せてくるのか

とか




まあ
それが彼らの常識
ということで




麺が激弱なのも
彼らの常識であれば




炒めの歯がゆい
野菜が半生なのも
彼らの常識ということで

ときに
炒めがスギている野菜が
アマさやユルさの象徴であるとすれば

逆に
炒めが足りなスギて
「生」気味の野菜のタンメンは

優しくなさの象徴であるとともに
プロらしくなさの象徴であると

まあ
ぶっちゃけたところ
もろもろの空気を
読み切ったオレ側からすれば




ナメられの象徴かもしれなくて

ああ
まかない前の昼休み前

ヤル気のなさの象徴でもあると


ああ
レトロに傾倒している
昨今であればこその

まあこんな日もあるさ！！ と

まるで合気道のごたる
全力での受け流し

なんとかして
全負けだけは避けたい
オレの人生のひとかけら




とりあえず
全力にだけはならないようにしようと

この道においての
受けと流しの必然マナーが

まるで呼吸のような
行ったり来たりの
そんな昨今のこととなりました