大龍＠武蔵境 「みそらーめん」

ワタクシの母親は
かなりのラーメン好きでした

あの頃まだ
ラ本なんかも少なく
仕事も子育てもだったから

食べ歩きなんてのは
叶わなかったのだろうけど

あの頃の武蔵境に
まだ出来たばかりの
イトーヨーカドーに行くよ！！
なんてのは
イコール




大龍に行くよ！！
だったと記憶しているワケで

それこそ
専門店なんか少なくて
ショボい町中華だらけだったところに
サッポロラーメンの専門店だもの

年に2回は
家族で田舎の札幌に遊びに行っていた
なんてのもあって

ソウルフードのサッポロラーメン
この店の存在は
特別だったような




ガワも変わらず
カウンターも変わらず

厨房にはお二人

向こうに座っているオヤジさん
40年以上経って
まだ現役だったとは




やはり
みそがフラッグシップ

あの頃はまだ
ポロサツ＝正油
なんて傾倒していなかったので

いつも変わらず
みそばっかりだったなと




つけめん
なんて無かったよな

あぶらーめん
なんてのもどうだろう

珍々亭のオープンが1958年で
この辺発祥の名物だったから

つけめんよりむしろ早期に
導入されたかもしれんけど
調べる術がないっスね




ということで
約束のみそラーメン

懐かしい！！って
叫ぶことは出来なかったけど

青菜乗ってたっけ
チャーシュー乗ってなかったっけ

そっか
チャーシューは1枚から
自発的に乗せなきゃイケナイのね




しっかり炒入りで
スープをジャーという
正統的ポロサツ




味噌ラーメンが流行りだした頃の
もれなくの第二世代なんだけど

ラードじゃないのか
ひき肉が弱いからなのか
ニンニクがキイてないのか

札幌でキメるポロサツみたいに
コレコレー！！
とはならないけど




昔はもっと麺がヤワくて
札幌で食うのと違うなー！！
なんて記憶があるぐらいだから

40年を越えて
近代的要素も
組み込まれたということか




いやしかし
席選び間違えたなー

他にお客もいないんだから
日の差し込まない
もっと奥に陣取るべきだったけど

キレイに撮るより
今を脳髄に切り取れ！！
なんつてね




美味いじゃ (ﾟдﾟlll) ないっスカ！！

40年ぶりです！！
変わらずお元気で！！

たまに思い出してくれて
何十年ぶりってお客さんが来るんだよー

なんつてね

あんだけ教習通ってたんだから
もっと早く思い出せばヨカッタなと




そして
やはり思ひ出の一軒
宝華に通うようになったのは
もっとあとの中学の頃で

たまに仕事上がりの職場まで呼ばれて
秋葉原のいすゞとかにも
連れて行ってもらったりもしたなと

あの頃のいろいろ思い出して
浸れたのは間違いなく

日本一のラーメン (思い出食堂コミックス) 赤嶺シーサー 少年画報社

思い出食堂　ラーメン屋 パーカー ラーメン屋での食事の様子を描いたアートです。 思い出食堂