「漢の餃子」＠自宅

餃子の季節です


中国では
餃子は漢の料理

お祝いのときとか
皮から餡から作っちゃうらしいです


ええ
我が家はときに中国に


今日は秘密を
我が家のレシピを書いちゃいます


中国人シェフ（きわめて一般人）から聞いたものなので
信頼度はバチコイです




用意するもの
皮：　強力粉，塩（微量），水


強力粉は中国太湖西岸に広がる小麦畑のもの
塩はモンゴルの岩塩
水はやはり太湖の水を濾過したものを使ってください


良い材料が美味の源であるのは至極当然です
苦労して集めてください



嘘です



カメリアと水道水で十分です
塩だけちょっと良いものがおススメです


あと重要なのが
僕nonch君の耳たぶぐらいの硬さ
に練り上げてください
特に右耳たぶの硬さのとき
一番数が出るようです



用意するもの
餡：　豚ひき肉，セロリ，ねぎ，ショウガ
　　　ごま油，醤油，塩，酒（紹興酒でもオケー）
　　　オイスターソース（無くてもダイジョビ）


セロリをチンします
またチンします
またチンします
もう一度ぐらいチンします


それなりの柔らかさまで落ちたら
お湯に投入　茹で始めます（汁も捨てないで入れましょう）
かなり時間がかかります
映画の一本ぐらい見れちゃいます


ビール飲みながら
軽くうたた寝でもキメましょう


くったくたになったら
細かく刻んで冷まします
セロリとほぼ同量の豚挽き肉とあわせます
セロリの半分ぐらいの量の刻みねぎを投入します
すり下ろしたショウガをギュッと絞ります


ごま油を

え (゜д゜lll) っ！？

っていうぐらい入れます


ここは太りどころなので
遠慮しないで入れちゃって下さい


酒をまあ適当に（飲みながら）
醤油，塩，オイスターソースでまあ適当に味付けして


胸を揉みしだくように揉んでください


痛いからかんにんして


と言わせるぐらい揉んでください


興奮しすぎて
温度が上がりすぎないように気をつけましょう
まあ無理でしょうけど　フフ


ちょびっとチンして食べてみましょう
勇気のある方は
チンしないで行ってみるものアリです
僕は必ずチンして食べます


ここで美味ければ
まずオケーかと思われます



さあ
準備は万端


適当に広げた皮に適当に包んで
まずは水餃子で感激してください


サイズにもよりますが
まあ３分も茹でればオケーかと


慣れてきたら
水餃子よりちょいと薄めに広げてみましょうか
まあ適当に包んでください


テフロン系のフライパンに油を敷いて
乗せた瞬間
ジュッ
と軽く焼き付ける感じまで熱してから乗せましょう


餃子を人間で見立てると
「足湯」の位置ぐらいまでお湯を注いでふたをします
中火で加熱を続けます
途中で開けてみて
アイスラッガーの部分が
モッチリ水を吸ったのを確認してください


お湯を捨てます
ここまで正しくやっていたなら
餃子は落ちてはこないはずです


もし落ちてくるようでしたら
材料を買うところからやり直しです


ごま油をエロティックに上からたらして
オープンエアで焼き続けます
接地点を時折確認し
ガリッとなってくるまで焼き続けましょう


もうあと少しというところで
エビスビールを開けます
冷凍庫から凍ったグラスを取り出して
職人のように迅速に注いでください


さあ




こんなん出ましたか？


食らいつくと
あら

太公望も (゜д゜lll) ビックリさん！！

みたいな衝撃に
濡れます


美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！

ええ
ビショビショになります


栗田ゆう子の言葉を借りるとすれば


美味しいオツユがピュッと出ます


なんだかエロくて
この話を何度も読み直したのはナイショです


少なくとも
その辺の餃子は
和田アキ子にひれ伏す吉村明宏レベル



感想・アレンジ等々




情報ウェルカムです

七彩＠都立家政 「鶏つけ麺＋アレ」

この間
会津の山に登ってきたときさ
ついでって言うのもなんだけどさ
昔の友達に会ったのよ




なんだか
ちょっと凝った鶏料理出すお店があるって
あんまりに勧めるからさ
一緒に行ってみたんだけどさ




なんだか
入り口からすごくってさ
オレほんと幾らとられるのか　って
心配してたんだけどさ


これがさ




なんだか見たことない感じの皿が出てきちゃってさ




どうやって食っていいのか
わかんないぐらいでさ




日本人ってあれでしょ
すぐあれこれ流行らせたくってさ




この間ワインで騒いでたかと思うと
今度は焼酎でしょ


最近やっとこ落ち着いてきたけどさ


ほら
オレって昔から焼酎党じゃない
オレが昔っから好きなヤツとかさ
何にも知らないバカたれどもに買い占められちゃってさ


お店とかでも
調子に乗って
一杯￥1000とか


ふざけんな　って感じなわけよ


だって焼酎って
日本酒造れないところで作った安い酒なんよ
普通1本
だいたい2000円から
高くても3000円


それをさ
ちょこ～～～っとしか入れないでよ
一杯￥1000って

おてんとさまに顔向けできんのかね？


そんな感じでさ



去年は「鶏」流行ったでしょ　アチコチで


あっち行っても鶏白湯
こっち行っても鶏白湯
そっち行ったら鶏白濁だったりしてさ


それがいつの間にか
しゅ～～～んってなっちゃってさ



今度はなんだか
ぐちゃぐちゃ混ぜるヤツが流行ってるみたいじゃないの


オレの生まれたとこではさ
あれ　昔っからあったんだよ　ホントに
そんなに急に騒ぐもんじゃないのよ　実際


でもね
驚いたことにこの店はさ
世間様で鶏ブームが終わっててもさ




さらにすげえの作っちゃったもんだから
オレさ　ホントに驚いてさ




だんだん　だんだん
混ざっていくわけよ


オレさ
もう　うっとりしちゃってさ


このスープさ
捨てちゃうのもったいなくてさ


「アレ」たのんでみたのよ「アレ」


なんて名前だったかな・・・
忘れちゃったけど
「アレ」だよ「アレ」


出てこないな・・・
もうめんどくさいから
「アレ」でいいや「アレ」で



そしたらさ


まっ黄色な卵
味の濃い卵をさ





グルグル～～～ってやってくれてさ
あまった汁で塩気を足してさ
もう全部何にも残んね～～　って感じなわけよ



一杯でさ
2度美味しいどこじゃなくてさ
4度ぐらい美味しいわけよ



でさ


オレもう幾ら払ってもいいや～～
ってなっちゃったの


でもさ
「アレ」付けても920円だって


オレさ
もうホントに驚いちゃって


会津に戻って
会津っぽくないもの食べちゃったけどさ


「アレ」付けて
またあれ食べたいな　ホント

山頭火＠神田 「辛味噌らーめんランチセット」

入籍する前日
僕はオキマリのように飲んでいた




そう
「独身最後の日」と称して
オキマリのように
しこたま飲んでいました




ハっと目覚めると
そこには彼女の笑顔


そう
今日は記念日になるはずの日


僕はこれから
区役所でコトをキメたあと
記念写真を撮りに行かなければならないはず


世間的には
責められてしかるべき
あまりなハンギングオーバー


そんなアンバイのオレ様は
あまりの不調ぶりに
中指を立てることもなく


彼女の
一生に一度のあの画を期待して


風呂場で冷水を浴びて


ああ


人生の転機を
感じているのかどうかもわからないまま


すぐ未来の妻に引きずられながら
プラザ サン中野方面へ旅立ったのでした



結婚式はしなかった
披露宴もしなかった


今になってみれば
してあげれば良かったとも思うけど
やっぱりしなくて正解だった　とも思う




でも一応
写真だけは撮っておこうかね


区役所と写真館の間にはさんだ
あまりに乾いた体を潤す一杯は




山頭火＠中野でした




良くも悪くも
記憶に残る一杯




僕の枕元には


著しくswellした顔で微笑む私と
仮にも幸せそうに微笑む妻の写真が




今も変わらず
立てかけてあります





こんなところで
バカを書けるということは
僕は少なくとも幸せ　


だと　　思っても　　よいの　　だよ　　ね？




彼女は
どう思っているのか


と
気弱なオレ様


その裏に
強いオレ様がいることを祈って

かれー麺 実之和＠六本木 「赤いかれー麺＋温卵」

「のんくん　のんくん　のんくん
　あたし　今日は　カレーが食べた～～い」


「そうだね　カレーにしよっか～～」



※バカ
お前は何食ったって同じじゃねーか


いつも腹減ったとき
すぐ目の前にあるものに飛びつくんだろが


石でも食え
お前なら砂にまで消化できる




「ど・れ・に・し・よ・う・か・な　
　て・ん・の・か・み・さ・ま・の・い・う・と・お・り～～」


「どれも美味しそうだね～～」



※バカ
少なくとも
お前に神はいないから
ああ　いないさ


たのむから声のトーンを下げてくれるか？
オレまでバカかと思われるだろが




「照り焼き鳥とかおいしそ～～～」


「そだね～～」



※バカ
ここはカレー屋だぞ
わかってんのか？


少なくとも「か」の字の付くヤツから選べ
字　読めるよな？
日本語は無理か？




「赤いかれーにするのだ～」


「僕もそれにするのだ～」



※バカ
オレまでバカ！


「のだ」だけはヤメルのだ～～


「ぞえ」とか付けたら
その日がお前の命日と思ってよろしいぞえ～～




「やっぱ　卵は入れないとね～～」


「そうだね～～　欠かせないね～～」



※許す
それは許す


ごはんを付けるのも
間違いなく許す




「すごいね～～　ドロドロ～　片栗粉～～」


「ドロドロだね～～　よく絡むね～～」



※バカ
小麦粉だろバカ
水に溶くぞコラ


ってか
コンクリ着せて
海に沈めるぞ




「赤くな～～い　のんくん　うそつき～～」


「ごめんね～～　赤くないね～～」



※バカ
今オレ真っ赤なんですけど


沸騰してますのだ～～
日本語までおかしくなってますのだ～～


「うそつき」？
お前「槍で突くぞ」マジで




「でもから～～い　おなかこわしちゃ～～う」


「あんまり無理しないようにね～～」



※バカ
お前　それ以上どこ壊れんだ？
治るんじゃねーか？
逆に


それかな
全壊して砂に帰れ
星になれ




「すごい牛肉～～　しゃぶしゃぶ大好き～～」


「しゃぶしゃぶ僕も大好き～～」



※バカ
豚だよ　この豚女！！
共食いだよ　共食い！！




「どっかのブログで見たんだ～～　　
ON!! って」




「ギ (゜д゜lll) ク」




※オレ？
まさかオレの読んでるの？


もしかして
これも読まれちゃうの？


まさかね・・・




「美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！　とか～～」





「ギ (゜д゜lll) ク」





※オレじゃん
それ　オレのじゃん


ヤバいじゃん　これ
読まれちゃうじゃん　これ
豚とか書いてるじゃん　オレ







「ねえねえ　のんく～～ん　　お腹いっぱ～～い
　あとは～～～
　おなかいっぱいになったあとは～～
　なんだか横になりたくなっちゃったのだ～～　ウフ
　2時間ぐらいご休憩したいのだ～～　ウフフ」





そして僕は
星になったのだ

隼人＠浜松町 「白＋美味玉子＋白めし」

リリー・フランキー兄貴が言っていた




どうにもこうにも
「女のヒゲ」が許せないと




「鼻毛」は事故だと


しかし「ヒゲ」は
ただ無関心のなせる業だと




その他のすべてを
無に帰する
カルマであると




僕もそれには
深くうなずきたい




可愛かったあの娘


美味しそうに牛乳を飲んだあと
まるで氷結のようにつららった
口もとのソレ


僕は氷結した




どんなに心に攻め込まれていても


一瞬で
インポに帰するカルマ




なんて美しいラーメン




このごま油が




まるで彼女のヒゲの様でした