ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

ぼんぼり祭

2008-08-10 15:29:55 | おでかけ


鎌倉には、早めに行った。
連れにごちそうになった、「ミルクホール」の温野菜ランチは、
よく煮込まれていて、体に優しい。

近くの席の、オタクカップルがうるさかった。
キャベツの芯に残っていた固いスジを、コッソリ吐き出す。

時間もあるし、
まだ日の落ちぬうちに、絵だけ見ておこうと、
境内を歩き始めた。

中に灯がともされると、又違って見えるのだ。
灯に透かされたぼんぼりは、
濃い色より淡い色で描かれた作品の方が、映えるのである。

「地球へ…」 「エヴァンゲリオン」
「これってオタクがマネして描いたのか?」と思っていたら、
それぞれ「竹宮恵子」「庵野秀明」、本人の作品だった。(笑)
和紙に描くのって難しいのか、そんなに上手く見えないんだよね。

「ぼんぼりうちわ」がデッカくて、
アレで扇ぐと涼しそうで、何だか欲しかったな。

全部回りきれないうちに、境内にアナウンスが流れた。
ぼんぼりは、あっという間に撤収された。

その時に降った小雨は、すぐに止んだが、
ぼんぼりが元に戻される事はなかったろう。
その後、ザッと降り出した。

早めに来たから、かろうじて見られたが、
知らずに夕方から来た人は、ガッカリしたにちがいない。

久しぶりに歩いた鎌倉は疲れた。
あまりいい散歩じゃなかったが、
その夜は、久しぶりに爆睡した。

何をしても、楽しくない。
私がいても、意味が無い。

私のが消えたら、
あなたは一瞬でも気にしてくれるのだろうか。


そんな事ばかり、考えているよ。



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歴史を走る聖火

2008-08-10 13:20:49 | スポーツ


北京オリンピックには、興味は無かったのに、
1日遅れで見た、聖火台への点火に感動。

チャン・イーモウの演出だとか。

あんなに高く、ワイヤーで吊られる事もすごいが、
スクリーンに映し出された、巻物が紐解かれ、
体操選手の美しい肉体が、その上を走る姿は、
まるで「中国の歴史を駆け抜けているよう」で、
ここまでの道のりは、本当に長かったのだと、涙が出てしまった。

過去「三国志」オタクだった事で、
中国の良さも、わかっているつもりの私だが、
細かい技術や鍛練には、美しくこだわれるのに、
何で他の事でインチキするのかと、つくづく残念に思うよ。

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