ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

「大トロ」を知る

2009-03-22 15:04:44 | Weblog


そもそも生魚を、好んで食べる方では無いのだが、
TVで、小笠原諸島の「島寿司」が紹介されていて、
突然、「酢飯」が食べたくなった。

寿司屋には滅多に行かないが、
スーパーのパック寿司を食べる気にはなれなかったので、
1人で回転寿司屋に行く事にした。

その日、出かける街の付近で良い店がないか、
雑誌から切り抜いた、寿司屋の資料に目を通した。

何軒かの回転寿司屋を、外からのぞいて、
ある店だけ、店内に人が並んでいた。
資料に載っていた、活魚問屋の直営店「Y」。
やはり美味しいのだろうか。

他の店は、どこもすぐに座れそうだった。
待ってでも「Y」にしようと決め、店に戻ったら、
さっき待っていた客はみんな座っていたので、私も待たずに座れた。

レーンに流れているお皿で、食べたい物は無かった。
資料の中の解説によると、
「レーンにある物を注文してもかまわない」そうである。
ちょうどレーンには流れていないし、職人に直に頼んでみる事にした。

「あぶりサーモン…。」
「えっ?」(奥にいたオヤジが「聞こえねぇよ。」みたいな顔をした。)

近くにいた若い職人に、もう一度伝えた。
恥ずかしい…。(汗)
他の客の前で、大声で注文するなんて。

他のあらゆる事を、物怖じせずに平気でやる私は、
この、回転寿司屋の直注文だけは苦手である。
「通」じゃないし、慣れてないから気後れしてしまう。

でも、慣れていないはずの回転寿司屋に来て私は、
回転している物を1つも取らず、全て直に注文した。(笑)
そこまで、「新鮮で美味しい物を食べてやる!」という意気込みで来ていたのだ。

昔、勤務していた会社で、社長に同行して金沢に出張した時、
夜中に入った寿司屋のカウンターで、私がモタモタ食べていたら、
「一口で食べてね!」「早く食べてね!」と、
出すたびに職人のオヤジは、私にキツい口調で言い放った。
(これだから女は嫌だ。)みたいな顔されて。

社長も一緒だったし、私も若かったから、その時は黙っていたが、
今なら、ブチ切れていただろう。(笑)
もしかしたら、それがトラウマになっていて、
寿司屋恐怖症なのかもしれない。(笑)

食べたネタ (順番に)

とろサーモンあぶり(280円)
まぐろ山かけ軍艦巻(120円)
大トロ(480円)
タコ(120円)
甘えび(180円)
いかオクラ軍艦巻(120円)

食べたかった「ホタテ」が無かった。
メニューには、他に「煮ホタテ」があったが、
それは注文する気になれなかった。
「生タコ」が良かったのに、「ゆでタコ」しか無かった。

注文して失敗だったのは、「ゆでタコ」。
つまんない味だった。
正解は、「とろサーモンあぶり」と「大トロ」!

びんちょうマグロや、赤身を食べていて、
今まで、特に美味しいと感じた事は無い。
赤身の見た目はプラスチックみたいだし、何の味もしない。

肉にしても、高級とされる「霜降り」には興味が無かった。
でも今回、このケチな私が、思い切って「大トロ」を注文してみたのだ。

美味しいかも!

なるほど、みんな「大トロ」を食べたがるわけだ。(笑)


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