ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

ヘボミアンな私

2019-03-20 09:37:06 | 映画

「ボヘミアン・ラプソディ」を観た。

私は当時、クイーンを聴いていたわけではないが、曲は知っている。
友人には、熱狂的なファンがいた。

その友人は、この映画が始まった時、なぜかすぐに観に行かず、
しばらくして、「何度も行っている。」と報告してきた。

それを知った私は、懐かしさもあり、感想を共有したくて、
終わりそうな頃に、あわてて観に行った。

彼女に、「観たよ。感想は又。」とメールしたら、
「感想はけっこう。人それぞれなので。というか、聞くのが恐い。」
「え、何で?」

人や物事に、完全否定、完全肯定など、ありえない。
そんなの、かえって胡散臭い。
私は、色んなところを観てるのだ。

しかし、彼女は決めつけた。
私が、ネガティブな事を言うと。
「手紙を書くつもりだったけど、止めとく。」
「ごめん。ポジティブな事なら歓迎。」

そうか。
彼女にとって、クイーンは聖域なのだ。

学生時代、もの静かで、聞き役だった彼女が今、
自分の考えを言っているのだ。
スルーできない。
こちらが、好意的に言った事でも、
何が、彼女を傷つけるか分からない。

そして何より、

ウザがられるのが恐い。

私は、これを感じると、もう人と話したくなくなる。

確かに、他人の意見など、聞きたくない人だっているだろう。
しかし私は、相手の好みや苦手、考えを知る事は、
上手く付き合っていく為の、情報収集だと思っている。

彼女が悪いのではないが、興ざめした。
そして、ひたすら淋しかった。
私は、彼女に、手紙を出すのを止めた。

私の感想

ラミ・マレックの歯、あれは自前なのか?
何だか、セリフが言いにくそうだったが。

フレディに似させる為に、デッ歯を入れていたなら、
止めた方がいいと思った。

最初に出て来た時は、マイケル・ジャクソンかと思ったよ。

ラミの、あの演技は、上手いのか?
学生時代から晩年まで、ずっと好青年に見えてしまった。

追随を許さない歌唱で魅了したフレディは、
もっと、イッちゃってる感がある人だと思ってたんだが、
他のメンバーの方が、よっぽどロッカーに見えた。

部屋着が着物風だったのは、親日家だからか?

フレディは、レディー・ガガとかぶるな、と思った。
ピアノの弾き語りしている横顔なんか、
見た目は違っても、表情、魂が、似ている気がした。

彼は、ソロじゃない。
あくまで、バンドのボーカルだから良いのだ。

しかし、「ボヘミアン・ラプソディ」の出だしは、
あんな内容を歌っていたんだね。
知らなかった。(汗)

ファンじゃなくても、歌をもっと聴きたかった。
いっその事、ドキュメンタリー映画で良かった。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 憑依 | トップ | くっきー画伯 »

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事