単なるアイドル映画ではなかったね。
小説家がテーマだったから、観に行った。
響のバイオレンス以外は、
普通にありえる出版界の話だと思う。
今回、北川さんは、ごく普通の編集者。
彼女は、求められた役を、いつもキチンと演る人だね。
駅の階段を降りてくる、ピンボケの響は、
まるでホラーだった。 怖っ!
アヤカ・ウィルソンのハーフな顔立ちから、
チャラい演技を、想像していたのだが(人種差別?)、
平手より前に出る事なく、
彼女を上手くリードしていて、とても良かった。
「とりあえず、1ケ月は絶交ね。」も、
小説家の女子らしい、イキなセリフだ。
裏返せば、いずれ元の関係に戻りたいという事だろう。
そういえば、民主支持したテイラー・スウィフトに対し、
トランプが、「25%好きじゃなくなった。」とコメントしたが、
あれも、数字で表わすところが、経済人らしくて面白かった。
「全て嫌いになったわけじゃない。」
女性差別と言われるトランプだが、
実際は、女性に気を遣うタイプに思える。
小栗旬は、追加キャストだったらしいが、
とんでもなく必要だった。
あの小栗旬が、終始暗いのだよ。
辛さがシンクロして、不覚にも、
彼が、遮断機に手をかけたところで泣いてしまった。
しかし、「人が面白いと思った小説に、
作家の分際で、何ケチつけてんのよ。」と言われたら、
「そうか。」と思うよね。
芥川賞にノミネートされない人だって、たくさんいるんだから。
言葉は、伝え方、受けとめ方によって、
ネガティブにも、ポジティブにも、なりうる。
ああ、私も、響みたいに、
ムカつく奴に、飛び蹴りしてーな!!
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