サンスベリアのスーさんを、腐らせてしまった。
ある朝、突然、3枚の葉のうちの1枚が、倒れていた。
見ると、葉の付け根に、黒いカビのようなものが生え、
折れた部分は、ジクジクしていた。
すごくショックで、その1枚をはがし、
汚れを取って、置き場所を変えた。
買った店に相談しに行き、今度、鉢を大きくして、
スタッフに、植え替えしてもらう事にした。
しかし、その前日、
今度は、根そのものに青カビが生えていたのだ。
オーマイガッ!!
もはや、日本語では言い表せない。
スーさん、ごめん!!
私は、育成をあきらめた。
いや本当は、面倒くさくなったのかもしれない。
スーさんの葉を切り、なぜか、洗濯バサミに吊るした。
ドライ葉にならないだろうか。
マイナスイオンを出してくれるという、丈夫なサンスベリア。
湿った部屋で、スーさんは、自ら弱っていった。
そんな部屋で過ごしている私は、大丈夫なのだろうか。
ゾッとした。
死体保存
ちょうどその頃、映画「アーク」を観た。
プラスティネーションで、死体をオブジェにする。
写真ならまだしも、
生前の動画さえ見たくないと思う私は、
そんなもの飾りたくないが。
大切な人は、心の中にはいても、
死体は忘れなきゃ、前に進めないよ。
不老不死のシステムができて、
永遠の命を得る者と、
貧乏人や抽選もれの間に、格差が生じる。
腹にブスッと注入するのは、インシュリンを思わせる。
芳根京子に、この役は難しい。
しかし、彼女のエイジレスなルックスは、
「べっぴんさん」で証明済みだ。
「生と死は対極じゃない。死は生の中にある。」
エマの言う事は、正しい。
少子化、自殺者の増加は、当然の結果だろう。
永遠に生きるのが可能になれば、
生きるのが辛くても生きるか、それとも死ぬか、
自分で決めなきゃならないんだぞ。
ありえそうで、ありえない話だ。
つーか、やっば金なんだな。(笑)
金持ちで運がいい人、それでも幸せとは限らない。
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