安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

旧勝北地域の小学校の運動会

2011年09月24日 | インポート

平成23年9月24日

15号台風が去って、高気圧の影響か?朝が大変涼しくなってきました。

勝加茂小、新野小、広戸小の3校の運動会が秋晴れの下で開催されました。

各小学校とも工夫を凝らしたプログラムでした。児童会での話し合いの内容が盛り込まれていると感じました。

勝加茂小学校の勝加茂小唄、新野小学校の新野音頭、だんじこ、広戸小学校の広戸小唄と地域で伝承されてる民舞も児童全員で踊られていました。勝北民謡保存会の皆さまも参加されて、踊られていました。 ご苦労さまでした。

Photo

私たち大人もしっかり伝承を考えて行かなければと感じました。

午後6:30 あべ俊子衆議院議員の国政報告会に出席

あべ先生の話しを1時間あまりお聴きしました。

お話しの中に、東日本大震災の被災対応についても出てきました。

直接現地に出向き、場面毎に変わる現状に対応された話しは、身に迫る思いで聴かせていただきました。郡山に住んでいる同級生の話しと一致しました。

マスコミで報道されていること以外に様々なことが起こっていました。

先日、郡山から次の内容のメールがきました。(抜粋)ご紹介します。

少し時間をください。福島県が地震と津波に加え原発事故によって岩手、宮城に比較し復興に大きな格差が出ています。他の二県ははっきり復興の兆ししが見えるのに対して、6ヶ月が過ぎても原発に収束の気配が見えないことによって復興に大きな妨げになっているのです。これまでも事故に関してはさまざまなことがありました。直近ではエネルギ-政策に直接携わる大臣の発言と辞任騒動がありました。
発言した言葉は県民の多くが思っているけれども口に出さなかった言葉、出せなかった言葉です。事故以後、国、自治体、東電の発表と対策に見られた具体性の欠如と後手後手に回るばかりで不信感しかありません。それに加えて、誰の目で見ても最悪の状況下であることは分かっているのに、追い打ちをかけるような言葉あってはいけません。エネルギ-政策は国策です。国策によってもたらされた今回の事故によって、故郷を追われ離れざるを得なかった住民と周辺地域、また、低放射能物質に恐怖と不安を感じながら生活する多くの県民にとっては、何年後、何十年後にもとの福島に戻るのか、住めるのかその約束すらされていない現状では何にすがりながら日々の生活をしていけばよいのでしょうか。故郷に戻ることに一途の希望を持って必死になって生活している人のことを考えることができないほど国民一人ひとりに余裕がなくなってしまったのでしょうか。
さらにもっと問題なのが風評被害です。日々状況は最悪に向かっています。例えば、出荷停止に解除を繰り返す農作物の扱いです。食に対する具体的な基準作りを早急に求めているのに対して国の方針がなかなか示されずその場しのぎと言った感じがします。一度出荷停止のレッテルを貼られたら作物は出荷が解除されても市民には放射能アレルギ-が残り、手を出すことに躊躇するのは当然のことと思います。県内のスパ―でも他県の商品が売れ県産品は積まれたままです。このことは福島で作られた工業製品、人までが同様に汚染されていると言った目で見られ出荷停止や出入り禁止的なことされるとしたらどのように感じられますか。最近も福岡で物産展が、18日には愛知県日進市で福島で作られたと言うだけで市民からの抗議で中止に追い込まれるなどと言ったことにはわれわれ県民は抗議する気力もわきませんし、あきれるばかりです。
放射能被害に関する教育で広島、長崎の教訓を生かして正しく行われてこなかったことにも一因があるようにも思いますが。
最後に、復旧に関して神戸の震災とよく比較し遅れているとの指摘がありますが、これもさまざまな意見がありますが、一ついえることは地域の特性があると思います。被害が集中した東北の沿岸部の多くの地域では過疎と高齢化が進んでいたこと。これまでに何度と繰り返し起きた津波によって住民の間に慣れがあったのではないか、そのことが過去の経験から生かせず、大丈夫起こることがないと言った思い込みで避難に遅れたという地域もあったと言われています。
今回の経験から自然に対する見方の甘さ、畏敬の念の欠如、人間の手で克服しようとした驕りがもたらした結果等があるように思えて仕方がありません。
なんかまとまりのない文章になってしまいましたね。もっと書きたいことは沢山あるのですが考えがまとまりませんので今日は終わりにします。
また機会があったら会えることを楽しみしています。

議会で、防災対策の必要性を提唱しますが、総論が大半で、核論での結論がでてきません。須賀川の避難住宅が台風で床上浸水した記事もありました。避難指定の学校が土砂災害に見舞われた記事もありました。

地域でしっかりとした議論を重ねた防災計画が必要であると感じております。その為には、長老の意見を大切にすることが必要と考えております。


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