令和6年7月13日
三連休明けは夏の高気圧が勢力拡大 梅雨明けの可能性あり
三連休明けの16日(火)頃から夏の高気圧が勢力を強め、梅雨前線を北に押し上げる予想です。
西日本から関東甲信で梅雨明けの可能性があります。
17日(水)に梅雨明けか
三連休中、梅雨前線の活動は活発な状態が続きます。
連休明けの16日(火)になると夏の太平洋高気圧が勢力を強めて梅雨前線は北上。
活動が弱まって日本付近では途切れるようになる見込みです。
17日(水)になると湿った空気の影響が小さくなって晴れ間の出る所が増え、
西日本から関東甲信で梅雨明けの可能性があります。
高気圧の勢力は安定せずに、19日(金)以降は梅雨前線が若干、南下傾向にとなる見通しです。
北陸や東北は前線の影響を受けやすくなるため、この先一週間での梅雨明けはないとみられます。
梅雨明けとともに暑さが続く
太平洋高気圧が勢力を強めることで本州付近には夏の空気が流れ込みやすく、
晴れる所では厳しい暑さになる見通しです。
東京都心の最高気温は雲が多い三連休明けの16日(火)まで30℃に届かない予想となっています。
17日(水)以降は徐々に暑さが増し、19日(金)〜20日(土)は33℃まで上がる見込みです。
現時点での予想よりも暖かな空気が流れ込む可能性もあり、その場合は
西日本から関東の広い範囲で35℃以上の猛暑日となってもおかしくありません。
梅雨明けとともに、暑さへの備えが一層必要になります。
気象庁の発表する梅雨入り・梅雨明けの決め方には、明確な定義があるわけではありません。
気圧配置の面では、梅雨前線が北上してその地域から離れるか、梅雨前線の活動が弱まって消失するようなときに、
梅雨が明けて夏になったとみなすことができますが、その後も様々な要因で雨の降る可能性があります。
気象庁の天気相談所によると、曇りや雨の日が少なくなって晴れの日が多くなると予想され、
天気図では梅雨前線が北上して太平洋高気圧が張り出してくると、
「梅雨明けしたとみられる」と発表しているとのことです。
梅雨入り・梅雨明けの発表は速報値のため、秋になってから実際の天気経過をもとに見直されることもあります。
また、年によっては梅雨明けが特定出来ないとして発表されないこともあります。