ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

年年歳歳花相似  歳歳年年人不同

2011-04-01 12:07:46 | 植物
さまざまな心配に心ふさがれていても、
お花は咲き始めています。

  お庭にも。

 道路にも。 

山の中の職場にも辛夷が咲き始めました。

     
やわらかな白の小鳥のようです。匂いがよくて、ああ幸せ。

 
飛び立つんだよ。

河津桜も咲き始めました。

 
これは3年目の花。前館長が自ら植えていかれたものです。


斜面のこれはカタクリ?

   
毎年見事な水仙です。

  
姫踊子草。

 ナズナ。

雪柳の初めの1輪。


5000年前の円筒印章をころがしてスタンプしたお皿です。

 
日が伸びました。なんてきれいな空でしよう。 


宿泊棟の改修も終わり、今日から再開です。

いつもは家族連れで混みあう春休みも
震災後の計画停電で、
トイレにバケツが置いてあったり、
お客様に懐中電灯を貸し出す状況で、
閑散としていました。

ようやく計画停電が中止になりはじめた
一昨日あたりから回復です。

車で移動しなければいけない土地で、
信号機が消えるのでは危なくて
私だって遊びに行きたくないです。

職場では前法人が解体され、
今日から新法人となりました。
新しいスタートです。

有効に働いていない不要な部分が整理されたのです。
私の職場が残されたということは、
成功したと認められたということで嬉しいです。

震災の影響もあり、
かなり待遇は悪くなりましたが、
私はここが大好きなので、
しばらく様子を見ようと思っています。

こんなにステキな自然と施設があるのですから、
みなさんにもっと楽しんでいただきたいです。

ようこそ4月

2011-04-01 11:40:57 | 日常
こんにちは、みなさま。

長い長い3月が終わり、いよいよ4月。
花の便りも聞かれるようになりました。

パンダも公開されることですし、
停電もここ数日行われていないので、
緊張が緩みっぱなしのノイバラです。

相変わらず放射能は漏れ続け、
進展のない原発問題ですが、
いろいろな問題が露わになってよかったともいえます。

外国からの目もあるので、杜撰な運営を
これ以上隠蔽できないでしよう。

中途半端に国内で対処できていたら、
東電の体質はそのままであったに違いありません。
ここまでの代償を払わねば改まらないことだったのですね。

作業員の健康管理もまるで配慮されていなかったこと、
(あの「作業員」と見下したような
東電の会見がすべてを物語っています)
危機管理できなさすぎと素人の私でも思うことを
海外のメディアに書かれれば、
考えざるを得ないでしょう。

楽天的なのはいいことですが、
危険なものを扱うときには
現実的な対処もしていただきたいです。

苦しみや悲しみを忘れずにいましょう。
二度とこんなことのないように。

4月になって、気持ちも新たに、
(放射能汚染におびえつつも)
また毎日を生きていきましょう。