ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

生きているだけで

2011-09-27 13:38:33 | 日常
人にはそれぞれ役割があります。

ノイバラはただの食いしんぼで、
能力も体力もあまりありませんが、
こんな私でも、生きているだけで
果たせる役割があるのです。

具体的に書くことはできませんが、
昨日、しみじみとこうしてまがりなりにも健康で
生きていられることが有難いと思いました。

私を必要としてくれている手がありました。
その手を握り返したら、
涙が止まりませんでした。

私には今以上のことは出来ないけれど、
できることだけでいいのだと思いました。

病院へ向かう車中、
フロントガラスに鳥の羽が舞いおちてきました。
なんだかいいことの前触れのように思いました。

猫研究隊 秋の陣

2011-09-27 13:24:24 | 短歌
ようやく涼しくなって頭が動くようになりました
皆さまいかがお過ごしですか。

ノイバラは8月の2波、9月の連休2波を乗り越え、
10月の忙しさが始まるまでのほっとできる数日です。


先日、日本上代文学研究者でいらっしゃる小川靖彦博士の
講演を拝聴するチャンスを得ました。
写真は2次会の卓上、
小川博士のご著書『万葉集隠された歴史のメッセージ』と
ご愛用のメガネケースです❤

いつも遅まきのノイバラは注文が間に合わず、
写真はYさんのサイン入りの御本(いいなー)。
先生は書もよくされるのです。

メガネケースはお嬢様からのプレゼントだそうです。
まさか博士の鞄から猫グッズが出てくると思わなかったので、
驚きつつ、すかさず激写です。

講演では、信綱の万葉学についてお話くださり、
歌人による歌人研究とは違った視点に目が覚めるようでした。

偶然、帰りの電車もご一緒で、
お疲れでしょうにお相手をしてくださり、
今の研究が一段落したら
元の希望であった文化人類学をやりたいのだと
少年のようにおっしゃるので、
すっかりファンになってしまいました。

今後の研究のヒントもいただき、
またもわくわくしているノイバラです。

10月は国立国会図書館通いで資料を集めます。
がんばるにゃん。